BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

前提が違うと見える世界も違う

昨日、アフリカに行った靴の営業マンの話をしましたが、
「解釈」の話に付け加えておきたいことがあったので、
その続きを。

ちなみにこれは、
一般的な解釈ではなく、
僕個人が率直に思ったことです。

それが何かというと、

二人の営業マンは思考の前提条件が異なったのではないか?

という僕の憶測です。

端的に言うと、

「誰も靴を履いていないから、靴は売れない」
と考えた営業マンは、
そもそも売り上げを伸ばしたいと思っていなかった。

「ってか、アフリカとかめんどくさいし」
みたいな。

逆に、

「誰も靴を履いていないんだから、需要は無限大」
と考えた営業マンは、
行くからには絶対売り上げを拡大させてやる。

って思っていたのではないかと思うわけです。

完全に僕が付け加えたフィクションなわけですが、
結構当たってるような気がします。

人間の脳は、
自分の無意識を肯定するように働きます。

ここで言う無意識の意味は、
「本当に心の底から実現したいもの」
と思って頂ければいいです。

心の底から、というのがポイントで、
言葉とかで「こうしたい」「こうなったらいいのに」
と言っているようなものとは異なります。

「彼女が欲しい」と言い続けて、
一向に彼女ができない人がいます。

そういう人は本当に彼女ができないわけではなくて、
別に彼女が欲しいと心の底では思っていないわけです。

言葉では「彼女が欲しい」とか言いながら、
本心では「彼女とかめんどくさいし」ってなってます。

実際にこの人の行動を追ってみると、
女の人と出会うことをしようとしませんし、
仮に出会ってもメールをマメにしたりしません。

本心で彼女が欲しいと思っている人は、
出会えるチャンスがあれば即動きますし、
連絡先も聞くし、メールもマメにします。

「いい人がいないんだよなー」
って感じで状況のせいにしますが、
いい人が現れてしまうと、
本当に実現させたい「彼女がいない状況」が崩れてしまうので、
実はいい人が目の前を通っていても見えないように
脳がブラインドしてしまっています。

いい人が現れてしまうことは不都合なんです。

自分が実現させたい世界に不都合なものは見えません。

話は飛躍してしまいましたが、
リサーチをする段階でこのようなことが起きていませんか?
ということです。

仕入れ先をリサーチする際に、
「ある」と思って探すのか、
「ない」と思って探すのかでは当然結果は異なります。

普通に考えたら「ある」と思って探していそうなんですが、
「絶対あるはずだ」とは思っていないケースがほとんどです。

「このアイテムは人気でどこも売り切れているんだよな」とか、

「このPSの出品しているアイテムは仕入れ先が分からないんだよね」みたいな。

もしかしたら、

「自分はリサーチ力がないから、見つけられるはずがない」
と、思い込んでしまっているケースもあるかもしれません。

実力がない自分を実現させたいのに、
リサーチで買い付け先を見つけられてしまうことは不都合なわけです。

客観的に聞いたら違和感がありすぎる話なんですが、
メンタルブロック(思い込み)ってそういうことです。

「思い込み」は、
確固たるものとして自分が信じきっているものですので、
外しましょうと言って外れるものではないですが、
この思い込みが外れないことにはリサーチは上手くいきません。

で、その確固たる思い込みを外すためには
「小さな成功体験」を重ねて自分にもできると思うことです。

ですので、まずは少なくとも、
「この商品は、絶対世界中のどこかしらにはあるはずだ」
ぐらいの気持ちでリサーチして欲しいと思います。

そうすることで、
しつこくリサーチできることになりますし、
実際ちゃんと買い付け先も見つかってきます。

この体験を積み重ねることで、
リサーチに対する苦手意識も徐々に外れていって、
「このアイテムはあるに決まってる」
「ないはずがない」
ぐらいの感覚でリサーチできるようになります。

このメンタルでリサーチできていたら、
全部とはいかなくても、かなりの確率で見つけられるようになります。

なかなか最初からこの境地でリサーチをできませんし、
ましてやBUYMAを始めてある程度の期間が経過していて、
リサーチが上手くいかないことが長く続いていたりすると、
思い込みを外すのはかなり大変になりますが、

ちゃんと成功体験を積み重ねれば、
ちゃんと思い込みは外れます。

まあ、まとめると、
コツコツ続けること以外に解決策はないということですね。笑

手軽に稼ぎたいと思っている方には残念な結論になってしまいましたが、
まずは「ある」と思ってリサーチをして、
小さな成功体験を積みかせて欲しいと思います。

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