BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

無在庫販売にするとキャッシュフローが良くなるのか?

今日はBUYMAアカデミアがあったんですが、
アカデミアが終わって家に帰ろうとしたら
思いっきり寝過ごしました。笑

急行で3駅分、合計12駅も遠ざかってしまうっていう。

しかも、さっき確認をしたら、
自宅とアカデミアの会場との距離より
寝過ごして遠ざかった距離の方が遠かったです。汗

だから何だと言われれば特に何もないですが。。。
教訓があるとするならば、
寝そうなら目覚ましをかけるってことぐらいですかね。

完全に後付けですけど、
少し寝たらすっきりしたのでよかったです。

 

さて、

今日のアカデミアも色んな話題が飛び交っていて
どの話を拝借しようかと思案していましたが、
個人的に気になった「在庫と無在庫」の話を
ピックアップしたいと思います。

今日参加されていたある方は、
在庫販売である程度売れているものの
在庫販売だと受注より前に決済をする分、
キャッシュフローが悪くなってしまうという
悩みがありました。

そこで、キャッシュフローの問題を
解決するために無在庫販売も取り入れて
改善しようという展望を持たれていた、
という背景があります。

先に言っておきますが、
この選択を否定するものではありません。

あくまでも、別の解決策の提案って立ち位置です。

そもそも、BUYMAアカデミアは
エスノさんのコミュニティで
僕は一参加者でしかありませんし、
「こう思った」ってだけの話です。

で、話を戻しますが、
無在庫販売だと受注後に買い付けをするので、
確かにキャッシュフローに余裕が生まれます。

配送が極端に遅れたり、
お客さんがクレームや鑑定依頼をして
到着通知が遅れない限りは
支払いより先に入金があります。

ですので、クレジットカードの枠さえあれば
キャッシュがなくても取引ができ利益も得られます。

しかし、無在庫販売というのは
在庫販売に比べると
かなり「手間」がかかります。

これは在庫販売をやった経験があると
その差が”歴然”と分かるのですが、まあ楽です。

無在庫販売だと通常、
受注があればオーダーをして、
お客さんに連絡、
発送されたかどうかや配送状況を確認、
受け取り、検品、梱包、発送、
場合によってはその間もお客さんに
連絡をしたりしながら取引を進めます。

お客さんが急いでいたり
(注文前ならいいですけど、受注後に言われたり)
届いた商品に問題があったりすると
手間はさらにかかるようになります。

何しろ、「気になる」ので、
他のことをやっていても
気が散ってしまい集中できません。

どこにストレスを感じるかは
人によって違うので一括りにはできませんが、
少なくとも僕は自分でコントロールできない
ことがあるとかなり苦痛を感じます。

受注も少量であれば別に大したことはありませんが、
複数の注文を同時に捌いていくとなると
「あれはどうなってたっけ?」ってことが
とにかく増えていきます。

この状態は、スマホのアプリを
何十個と起動しまくってるようなもので、
見えないところで処理の負荷がかかって
スマホ全体の処理性能は落ちるし、
バッテリーも早く減っていきます。

一方で、在庫販売は、
注文があったらお礼の連絡を入れて発送して終わりです。

在庫確認の問い合わせがあっても
「在庫あります」で終わりです。
(ライバルの確認はした方がいいです)

もちろん、オーダーや受け取り、
検品、梱包の工程が減るわけではありません。

ただ、急かされないので
ストレスに感じることはほとんどありません。

とまあ、明らかに偏った意見で書きすすめましたが、
それぞれ一長一短があるので、一概にどちらが
優れているとかではありません。

さっきも言いましたが、
人によってストレスの感じ方が違います。

人によっては、お客さんに急かされても
約束の日付は守れてさえいればストレスを
一切感じない方もいるかもしれませんし、
とにかくキャッシュフローが心配になりすぎて
在庫を持っていると気が気でない
という方もいるかもしれません。

ただ、「手間」と「気を取られる」という点においては
圧倒的に在庫販売の方に優位性があります。

ということを踏まえて
在庫、無在庫、キャッシュフローの話に戻しますが、
キャッシュフローを良くしたいがために
無在庫販売という選択を取ると

「キャッシュフローは良くなったとしても
全体としては損失のが多くなるんじゃないか?」

というのが僕の率直な感想です。

じゃあどうするかというと、
解決策の一つとしては、例えば「借り入れ」です。

キャッシュができれば
キャッシュフローの心配がなくなりますし、
さらに抱えられる在庫が増えるので
利益も増やせる可能性があります。

もちろんこれは誰でも当てはまるわけではなくて、
「すでに在庫販売である程度実績を出せているから」です。

キャッシュだけあっても利益は出せないので、
その点は履き違えないように気をつけて下さい。

そもそも、借り入れがしたいからと言って、
即時に誰でも受けられるものでもないですしね。

今回言いたかったのは、
「最善策とは限らない」ってことです。

とはいえ、最善策に自分一人で
気づくのはかなり難しいと思います。

実際、僕も利益の伸び悩みが
キャッシュフローだと自分では気づけていなくて、
当時何かの懇親会の時にイチローさんに
指摘を頂けて解決したという経緯があります。

その経験があったので、
今回のような意見になっている面は
正直強いとは思います。

前々回にキングダムの
「戦略」と「枠」の話をしましたが、
自分で気づいていない「枠」の外側に
解決策があったりしますので、
別の角度から問題を見れるといいですね。
(それをどうやって見れるようになるかは
僕が知りたいです!笑)

以前、エスノさんとの対談音声で
エスノさんが触れた内容にもリンクしますが、
「自分で気づけないなら、人の視点を借りる」
というのは手段の一つですね。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

<コラム>

僕は大学生の時にサークルでバンドをやっていた関係で
大学祭のステージの音響の仕事をしていました。

ライブ中の音響の仕事というのは、
ボーカル、ギター、ベース、ドラムなどの
バンド全体の音量のバランスをとったりするんですが、
ギターの音が聞こえないと
ギターの音量を上げたくなります。

そうすると、今度はボーカルが小さく感じて
ボーカルの音量を上げて、今度はドラムの音が…

みたいなことが起こるんですが、
実はギターの音量が小さいわけではなく、
ベースの音量が他と比べて大きくて、
ベースだけを下げれば全体のバランスが良くなる
ということがあります。

つまり、
「ギターの音が聞こえない=ギターの音量が小さい」
とは限らないって話です。

この例えが伝わりやすいのかは
自分で書いておきながら疑問ですが、
自分が思っているところとは関係なさそうな
別の何かを改善すると
問題が解決することがある、という一例でした。

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