BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

BUYMAで出品する時、画像は綺麗な方がいいですよね?

昨日は、画像編集は極力手抜きしよう
って話をしました。

これもつまるところ「コスパ」の話です。

「画像を編集するコスト(時間と労力)に対して
どれだけのリターンがあるのか?」

を考えた時に、大してリターンが見込めないから
時間と労力をかけない方がいい、
むしろ「労力をかけるべきではない」という主張です。

コストをかけてリターンが上がらないなら
コスパとしては下がっていることになります。

「画像は綺麗なのと、粗末な方がどちらがいいか?」

と問われれば、もちろん綺麗な方がいいです。

しかし、これは質問の時点で
既に論点がずれてしまってます。。

なぜならば、
コスパの議論が全くされていないからです。

というか、コスパ以前に
「ゴール(目的)にたどり着く為にはどうしたらいいか?」
という視点がごっそり抜け落ちています。

画像を綺麗にすることがゴールであれば、
画像を綺麗にすべきだと思います。

でも画像を綺麗にすることは
手段であってゴールではないですよね。

なのに、手段そのものの良し悪しで
議論しても仕方がありません。

手段が優れているかどうかは、
「目的にどれだけ近づけるのか?」
でジャッジすべきことです。

画像だけではなくて
商品コメントにしても同じことです。

商品コメントも文章が優れていて
読むと買いたくなるようなコメントの方がいいかと
問われれば、その方がいいでしょう。

しかし、そこにかかる手間と
リターンはどうなのかってことです。

商品コメントのクオリティを上げるのと、
その時間をリサーチに当てるのとでは、
トータルで手にする利益は
どっちが大きくなるんでしょうか?

この問いに対する答えを出すには、
BUYMA というビジネスがどういったものかを
把握している必要があります。

と言っても難しい話ではありません。

BUYMA に出品した商品は基本的に
「ライバルと比較される」ってだけの話です。

ってことは、同じ商品だと分かってしまえば、
その商品コメント記載されている内容は
ライバルの商品にも当てはまることになります。

ショッパー A(自分)の商品ページの
コメントを読んである商品の魅力を感じた

その商品はショッパー B(ライバル)も
販売している、しかも安い

この魅力的な商品をこんな安くで買えるなんてー

ってことでショッパー B から買いましたとさ。

ショッパー A はナイスアシストですね。笑

価格とか配送日数とかに差がなければ
買ってくれると思いますよ。

この人の説明文素敵だし、って感じで。

でも、それはあくまでも
価格を中心にした条件に差がないことです。

基本安い方から買います。

だって、BUYMAってそもそもそういう為の
プラットフォームですから。

日本の正規取扱店で販売されている
価格より安いから BUYMA で買うわけですよね。
(「全ての商品が」ではないです)

地方にいて買えないとか
そういう事情があれば別ですが、
お客さんはできれば直営店で買いたいわけです。

本物かどうか若干怖くても買うのは、
直営店より安いからです。

そのような前提があるのに、
BUYMA 内で値段を気にせず買うって
予測しているんだとしたら矛盾してますよね。

もちろん、中には値段を気にせず買う人もいますよ。

でも大多数はそうではありません。

としたとき、画像を綺麗にしたり、
商品コメントを整えたりという手段が
ほどほどでいいことが分かります。

画像とか商品コメントは
比較の土俵に上がればそれで十分です。

で、時間を割くべきは
ライバルに価格で優位に立つためのリサーチや
仕入れ価格を下げる為の活動です。

少し乱暴な論調な気もしますが、
本質を外した行動をしてしまうと
どんどんコスパは悪くなります。

パフォーマンスを上げる為に
何をすべきか見えないまま行動しているので
当たり前のことですよね。

ですので、ゴールに近づく為に
何が大事なのかをしっかりと見極めて
(大事なことから目をそらさずに)
コツコツ積み重ねていきましょう。

 

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