BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

リサーチをしてライバルに勝てなかった時に、まず疑うこと

今日は、

「リサーチをしてライバルに勝てているのに、
勝てないと思い込んでしまって出品を諦めてしまう」

非常にもったいないケースの話をしようと思います。

 

この話の前提を先に伝えておかないと
話の筋がよく分からなくなってしまいますので、
先に基本の流れを言っておきます。

━━━━━━━━━━━━━━━
BUYMA 内で売れる見込みがある商品を探して、
その商品の買い付け先をリサーチして、
その結果、何かしらの条件でライバルより
優位に立てるのであれば出品する、
━━━━━━━━━━━━━━━
  ↑
このような流れで活動をしている、というのが前提です。

つまり、売れる商品で
買い付け先が見つかったとしても、
買い付け価格が高かったりして
ライバルより優位に立てないのであれば、
出品をしないということです。

実際にリサーチをしていると
「ライバルに勝てない」という
とても歯がゆい状況は幾度となく
経験をすることだと思います。

かといって売れていない商品で
ライバルより優位に立ったところで
売れる見込みは低いですし、
売れてる商品であっても
ライバルより条件が悪いのであれば
出品しても早々売れるものではありません。

そのような商品の出品をいくら積み上げても
どんどん非効率になっていく一方です。

効率良く利益を出すためには
「売れる商品」かつ、
「ライバルより何かしら優位に立つ」
ということが非常に大事です。

 

ようやくここから本題に入りますが、
もう一度冒頭の状況を確認します。

「リサーチをしてライバルに勝てているのに、
勝てないと思い込んでしまって出品を諦めてしまう」

ということは、すなわち、

「買い付け先リサーチをした結果、
実際はライバルより優位に立てる
買い付け先に辿り着いているにも関わらず、
”勝てないと思ってしまった”」

ということです。

買い付け先リサーチをして
勝てる商品を必死に探しても見つからず、
泣く泣く出品を諦めているのに、
実はこんな状況になっているとしたら悔しいですよね。

本人は「勝てなかった」と思い込んでいるので、
気づくこともないわけですが…。
(この「気づかない」というのも非常に厄介です)

 

じゃあ、なぜそのようなことが起こるのか
という話なんですが、
理由は大きく 2 つあります。

1 つは、買い付け価格の計算を間違えているパターンです。

これは、過去に何度か話している話なので、
詳しくは説明しませんが、
計算ミスをしてしまう原因は、

「カートに追加して最終価格を
確認する作業を怠るから」

です。

商品ページに表示されている金額に
ぱぱっと為替レートを掛けて、
その金額を買い付け金額だとしてしまうと
思わぬ見落としになります。

話の脈絡から言って、
当然、実際はもっと安くなるということです。

その原因は、カートに追加すると
なぜかセール価格になる商品であったり、
配送先を日本に変えた時に
VATやIVA(付加価値税)が差し引かれて
安くなることがあるからです。

あと計算間違いしやすいのは、
関税が含まれているかどうか間違うパターンですね。

ざっくりとですが、
このような計算をミスをしてしまいます。

まあ、計算ミスというか、確認不足ですね。

手間を減らして効率化しようという
狙いがあるのかもしれませんが、
効率化をしようとして
計算をミスっていたら逆に非効率です。
(というか、効率以前の問題です)

ですので、計算は端折らずに
丁寧に最終価格を算出して下さい。

これが、ライバルに勝てていたのに、
勝てないと勘違いしてしまうことになる
原因の 1 つ目でした。

 

2 つあるうちの、もう 1 つは、
「ライバルの状況の確認不足」です。

これは具体例を先に書いた方が
分かりやすいと思うので、
どのような状況のことを指しているか
具体的に挙げてみます。

その状況とは、
ライバルは実は在庫切れだったり、
サイズや色によって価格が異なる場合です。

BUYMA の出品の仕方として良くあるのが、
「サイズ**は▲▲▲円になります」
という注意書きです。

商品の価格はできるだけ安い方が
アクセスやほしいもの登録が集まって
人気順が上がることに繋がるので、
戦略としては正攻法になっています。

あるいは、在庫状況は「○」になっていて
注意書きも特にないのに
お問い合わせを見ると
「在庫切れとなっております」
というパターンです。

お問い合わせの後に状況が変わった可能性もあるので、
何とも言えませんが、明らかに編集を怠っている
ショッパーも散見されます。

このパターンに関しては、
はっきりと状況を掴み切れませんが、
少なくとも商品ページに
しっかり書かれているものに関しては、
気づかないといけません。

商品ページに表記されている価格だけを見て
その商品を全てのサイズをその価格で
提供できると勝手に思ってしまうと
せっかくの付け入る隙を見逃してしまうことになります

海外発送のライバルの商品で、
関税が含まれていない価格と比較して
「勝てない」と思ってしまうのも同じですね。

文章で読むと
「そんな見落とししないでしょ?」
って感じなんですが、
この手の見落としはかなり多いです。

「ライバルに勝てない」
って思ってしまうパターンは
いずれも”確認不足”によるものです。

特に、
「どうせライバルに勝てないもんなー」
って思いながら見ると、
見落としてしまう確率は飛躍的に上がります。
(全然嬉しくない飛躍的ですね)

ライバルの状況をくまなく見れていて、
買い付け先リサーチをしていたとしても、
ライバルに勝てない商品はあるので
自分としてはどちらも同じに見えてしまいます。

だから、常に同じ力加減で
丁寧に見続けるというのが意外と簡単ではないんですが、
これに関しては都度丁寧に確認するしかありません

強いて言うなら、
「どこかに隙(勝てる要素)はないか?」
という発想で見るということだと思います。

勝てる状況を取りこぼさないというのは、
利益を出す上では非常に大事なことですので、
「ライバルに勝てない」とは決めつけずに
毎回丁寧に活動をして欲しいと思います。

ということで、結論はいつも通りでした。

 

日々、丁寧に活動しましょう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です