BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

BUYMAで効率的に稼ぐために必要不可欠な視点

今日はエスノさんのセミナーに
参加してきました。

そのセミナーの内容を僕がメルマガで
洗いざらい話すわけにはいかないので、
(とかいって以前話していた気もしますが)
一部だけ拝借して話そうと思います。

一応、前提として付け加えておくと、

━━━━━━━━━━━━━━━
BUYMAの活動をしている方に対して、
理想的に稼げるようになるためには、
どうやって日々活動をしていくべきか?
━━━━━━━━━━━━━━━

という方向性のセミナーになっています。

「理想的に稼げるように」というのは、
言ったら「効率良く」ってことなんですが、
単に「効率良く」というよりは、
「継続的に」というような要素も含んでいるので、
効率よくとはせずに「理想的に」としています。

で、そのセミナーから一部を拝借するわけなので、
部分的ではあっても、
「理想的に稼げるようになるために」
という目的に繋がっているテーマだと思って
読み進めて頂ければと思います。

と、前置きが長くなってしまいましたが、
BUYMAで利益を最大化させるために
ほんとに重要な考え方です。

で、その重要な考え方とは、
「トータルで考える」
ということです。

言い換えると、
「一部分だけを見て判断しない」
ということでもあります。

例えば、1件の受注で利益単価が3万円の商品と、
利益単価が2万円の商品があった場合、
より良さそうなのは前者の利益単価3万円の方です。

しかし、同じ期間で見た時に
利益単価3万円の方は1しか売れなくて
後者の商品は2つ売れるというのであれば、
どちらがいいのかは逆転してしまいます。

非常にシンプルな例ですが、
部分的(利益単価)に見れば、
3万円と2万円の比較になりますが、
トータル(総利益)で見れば、
3万円と4万円の比較になるわけです。

この例えは、
別の商品っぽい切り口で話をしましたが、
「同じ商品で価格設定が違うとどうなのか?」
という条件に置き換えることもできます。

BUYMAの手数料や諸経費を一旦無視して、
仕入れ価格が5万円の商品を
8万円で売ったら利益は3万円で、
7万円で売ったら利益は2万円です。

同じ商品なので、(仕入れ値が同じなので)
8万円で売った方が利益は大きくなるのですが、
さっきの例のように
8万円だと1ヶ月に1個のペースで売れて、
7万円だと1ヶ月に2個のペースで売れる
というのであれば、7万円売った方が
トータルの利益は大きくなります。

しかし、そもそも在庫が2つしかなくて、
他のショップからも入荷する
見込みがないのであれば、
2ヶ月かけて8万円で2個販売した方が
トータルの利益は大きくなります。

<1ヶ月目>
8万円→3万円の利益
7万円→2万円×2個で4万円の利益

<2ヶ月目>
8万円→3万円の利益
7万円→0(在庫がないから)

<2ヶ月間のトータル>
8万円→6万円の利益
7万円→4万円の利益

こんな単純な話にならないことは
重々承知していますが、
「トータルで考える」ことができなければ、
利益を最大化させることはできません。

一部分しか見えていないと、
「利益単価」だけで判断をしてしまったり、
最大売れる個数(残りの在庫)を
見落としてしまったりするからです。

特にBUYMAの特性として、
1つ売れるとその商品ページの人気順が上がって
より多くのお客さんに見られやすくなるので、
1つ目に比べると2つ目の方が売れやすくなります。
(もちろんライバルの条件との関係性によります)

ということは、
1つ目と2つ目を全く同じように
売る必要はないわけです。

例えば、1つ目を人気順を上げるための
広告宣伝費だと割り切って
利益を減らしてでも販売してしまって、
2つ目以降で利益を
獲得するということもできます。

在庫の数が確保できて、
ある程度数が売れる商品なのであれば、
ものすごく効果的な戦略です。

しかし、在庫が1つしかないのであれば、
1つ売って人気順が上がったところで、
次に利益を獲得できるものがないわけなので、
1つ目で利益を確保しないと
トータルの利益は減ってしまいます。

つまり、状況に応じて
判断することができなければ、
得られる利益をみすみす逃して
しまうことになってしまうわけです。

そして、部分的にしか見ていないと
大抵そういうことことになります。

もちろん、選択肢Aと選択肢Bがあった時に、
選択肢Aを選んだ場合、選択肢Bを選んだ先に
どういう未来が訪れるか分からない為、
どっちが良かったかを知ることはできません。

しかし、分からないことが、
想定しなくていい理由にはなりません。

仮に選択を間違えたとしても、
毎回想定をすることが大事です。

なぜならば、次に選択するときに
想定のレベルが上がって、より適切な
選択ができるようになるからです。

ある意味、これも
「トータルで考えている」と言えます。

部分的に見れば、手間をかけて想定しても、
適切な選択ができないことがあるので、
想定することにかけたコストは
「損をした」ということになってしまいますが、
何度も繰り返し想定をして精度を上げていけば、
徐々に適切な選択ができるようになるので、
トータルで見ればプラスになるわけです。

リサーチにしても、
リサーチして売れなければ、そのリサーチは
無駄だったと感じるかもしれませんが、
結果的に売れなかった商品のリサーチも
含めて売れる商品に繋がっていくので、
見方を変えれば売れない商品のリサーチも
必要ということになります。

だから無駄なことなんてありません。

ただし、

それは1つ1つの商品のリサーチを
丁寧にやった上での話です。

「トータルプラスになればいいや」
という発想だけで、目の前のことが
おろそかになってしまっては、
トータルも当然マイナスです。

ここまで、「トータルで考える」ことが
重要という話で進めてきましたが、
それは「部分」が重要でないということではなく、
「どちらも大事」です。

というか、トータルを見るべき場面と、
部分に拘った方がいい場面と両方あります。

その点は勘違いのないように
理解して頂きたいと思います。

まあ、日々活動をしていると
どちらかというと部分的なことに
目が行きがちになるので、
「全体(トータル)としてどうなのか?」
という視点でものを見ることを
意識するのがいいと思います。

今回の話でいうと、
「1つ売っていくらの利益?」というのではなく、
「この商品でトータルいくらの利益?」
といった具合ですね。

BUYMAで利益を効率的に得るために
非常に重要な視点ですので、
ぜひ意識してみて下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です