BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

人生最後の日は、誰もが平等に訪れる

この話題に触れようかどうしようか迷ったんですけど、
感情がすごく動いたことだったので、
今日のこの感情を文章にしておこうと思いました。

小林麻央さん、逝去。

先に言っておくと、
僕はファンというわけではありません。

知っている有名人の一人というだけでしたし、
小林麻央さんのブログを読んでたってことも
特にありません。

ただ、ネットニュースなどで
ガンを患っていることと、その病状が
かなり悪そうということだけは知っていて、
気にはなっていました。

僕と2つしか歳が変わらないので、
全く他人事じゃないんですよね。

これは小林麻央さんに限った話ではありませんが、
「自分は長くはない」と自覚した時の
絶望感って計り知れません。

しかも、お子さんも2人いて、
これからって時です。

僕は死に直面したことがなければ、
(お陰様で)大きな病気も患ったことはないので、
想像しても想像しつくせません。

他人事じゃないとか言いながら、
どこかで自分には関係ないと思っているのも事実です。

テクノロジーが発達して、人間が死なない時代が
もしかしたらくるのかもしれませんが、
現状では、いつかは死にます。

何十年も先かもしれないですし、
一年後かもしれません。

明日死ぬ可能性だってあります。

健康に気をつけたり、
交通事故にあわないようにしたり、
リスクを減らす努力はあった方がいいと思いますが、

それ以上に大事なことは
「いつ死んでも後悔しない選択を常にする」
ことだと思っています。

言い換えると、
「自分にとって”本当”に大事なことを常に優先する」
ということです。

これはスティーブ・ジョブズの
かの有名なスピーチの一部抜粋です。

~~~~~~~~~

私は17歳のときに「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」という言葉にどこかで出合ったのです。

それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。

「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と。

「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。

自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。

なぜなら、永遠の希望やプライド、失敗する不安…これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです。

本当に大切なことしか残らない。

自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法です。

我々はみんな最初から裸です。

自分の心に従わない理由はないのです。

~~~~~~~~~

スティーブ・ジョブズが言っているから正しい、
なんてことは言いませんが、
すごく真理を突いていると思います。

損得や他人の価値観に囚われてしまうこともあり、
この通りに選択できることばかりではありませんが、
自分にとって本当に大事なことを
選択できるようにありたいとは常々思います。

これが、今日改めて思ったことの一つ目で、
もう1つ感じたことがありました。

これは海老蔵さんの記者会見を見て知ったんですが、
小林麻央さんはどんな状況でも
相手を思いやっていたそうです。

精神的にも肉体的にも一番辛い立場のはずなのに。

海老蔵さんも「すごい人」と表現されてましたが、
達観しているというか、
人としての器としての大きさというか、
そのようなこと感じました。

人に思いやりを持って接することができるように
余裕を持つように心がけてはいますが、
自分に余裕が全くない、
むしろ助けて欲しいのは自分っていうぐらいの状況でも
相手を思いやれる人って本物だと思います。

記者会見の後に小林真央さんの
ブログを少し拝見しましたが、
そのスタンスが随所に表れていて、
人としての凄さが伝わってきましたし、
自分もこうありたいと感じるものでした。

文章にすると陳腐になるイメージしかなかったので
抵抗があったのは正直なところですが、
このように感じたことを改めて自覚するためにも
文章にしてよかったと思います

ご冥福をお祈りいたします。

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