前回はBUYMAが始めやすいビジネスであることをお伝えしました。
その理由は、
・無在庫で販売できる
・集客はBUYMAがしてくれる
という点からでした。
この2つをBUYMAがやってくれるので、
パーソナルショッパーは「仕入れ」に集中することができます。
というか、基本的にBUYMAでは、
仕入れでしか【差別化】は図れません。
応対が丁寧とか、ギフトラッピングができるとか、
差別化できる要素は確かにありますが、
それらは「仕入れができて初めて活きるもの」です。
どれだけ応対が丁寧であっても、
50,000円以下が相場のものを60,000円でしか販売できなければ、
売れる見込みはかなり低くなります。
ですので、仕入れ力がBUYMAの肝になります。
で、BUYMAにおいて「仕入れが優れている」ことを、
僕はこのように定義をしています。
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(1)人より安く提供できる
(2)人が仕入れられないものを提供できる
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もちろん売れる商品であることが前提です。
売れない商品でこれらが実現できても何の価値もありません。
ではまず、1つ目の「人より安く提供できる」から見ていきます。
そもそもBUYMAが提供できている価値の一つとして、
「国内の正規店より安く買える」というのが挙げられます。
これはケイトスペードの日本の公式サイトから引用したものですが、
CEDAR STREET MAISEというモデルのバッグが46,440円で販売されています。
一方、こちらはケイトスペードのアメリカの公式サイトになります。
価格を見ると298ドルで販売されていて、
1ドル=120円で計算すると、35,760円となります。
要するにアメリカ人向けには35,760円で売っているのに、
日本人向けには46,440円で売っているということです。
よく海外旅行に行かれる人であればご存知かもしれませんが、
基本的にブランド品は海外で購入したほうが安く買えます。
さらにBUYMAで同じ商品がいくらで売られているかというと、
さらに安い31,900円で販売されていました。
購入者は、表記された価格の5.4%が決済手数料としてかかるのですが、
それでも33,622円という価格で購入することができます。
ブランド品はブティックで実際に見ながら
購入するという楽しみもあると思いますので、
一概に安ければいいとは思いませんが、
少なくとも同じ商品であれば安いほうがいいと考える人にとっては、
BUYMAで購入するほうが良い、となります。
これがBUYMAが提供している代表的な価値となります。
ちなみにこのパーソナルショッパーは、
アメリカでの定価よりも安い価格で販売をしているということになりますので、
仕入れで何かしら工夫をして、価格の【差別化】を実現しています。
次に、2つ目の「人が仕入れられないもの」についてですが、
こちらはすごくシンプルです。
極端な例ではありますが、
定価8,000円の嵐のコンサートチケットが
10万円とかで売買されるのと同じ現象です。
(良いか悪いかは別にして)
あえて分かりにくく表現すると、
需要に対して供給量が少ない、ということです。笑
そういう状況になると「高いお金を払ってでも欲しい」という人が出てくるので、
(1)とは逆に、定価よりも高い価格で売れるということが起こります。
ブランド品では需要に対して供給量が少なくなるということが
それなりの頻度で起こります。
理由はいくつかあるのですが、
・日本は未入荷のブランド
・オンラインショップでは購入できない
・限定品である
・タレントがブログ挙げたことで一気に売れて品薄になった
・そもそも生産量自体が少ない
など、条件が揃うと需要と供給のバランスが崩れ価格は上昇します。
定価より高く売れることがなくても、
BUYMA内で自分しか仕入れることができないという状況になれば
かなり大きな利益を得ることができます。
もちろん簡単なことではありませんが。
しかし、仕入れ力次第では、
このようなことも実現可能ということです。
繰り返しになりますが、
BUYMAで利益をあげるための肝は【仕入れ】です。
仕入れを磨いていくことは、
BUYMAで利益をあげるために避けては通れない道ですので、
このブログでもこれから数多く取り上げていくテーマになっていくと思います。
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