「第二宇宙速度」って知ってますか?
別名、「地球脱出速度」とも言います。
簡単にいえば、
地球の重力を振り払うのに必要な
地表での最低速度のことなんですが、
この第二宇宙速度より遅いと
地球の重力を振り切って地球の
重力圏外(宇宙)に行くことができません。
厳密にいえば、
ロケットの打ち上げ時点(地表)では
そこまで速度を上げる必要がないのですが、
宇宙に飛び出すためには、
「最低限の速さが必要」という話です。
重力に逆らいながらその速度に
達する必要があるので、
モーレツに加速しなければなりません。
しかし、地球の重力圏外に出てしまえば、
減速しなくなるので、
加速しなくても速度は保たれます。
つまり、宇宙に行くまでは
ロケットエンジンを噴射しまくるんですが、
一旦宇宙まで出てしまえば
あとはそんなに力はいらないわけです。
これってBUYMAにも当てはまります。
最初は、リサーチの手順とか、
仕入れ値の計算とか、
ライバルとの戦い方とか、
見るべきところや気にするところが
かなりたくさんあって大変なんですが、
コツを掴んでくると
最初感じたような大変さはなくなります。
作業の内容もそうですが、
稼ぐためにどうしたらいいのかという
力の入れどころも分かってきます。
力の入れどころが分かると
(良い意味で)力の抜きどころが分かります。
つまりやるべきことと
やる必要のないことが、
やる前からある程度分かるわけです。
しかし、これは最初から分かるものではありません。
あくまでも”後から”分かることです。
「効率的」に活動したいと思いますが、
一通りのことを一定以上のレベルでやって、
その上で省いていった先に
効率的な活動になるわけです。
最初から楽はできません。
じゃあ、最初だからと言って、
1から10まで全てに全力を出し切れるかというと、
そうでもありません。
使える時間も体力も限られているので
全部に全力では挑めない、という面もありますし、
”本当にあっているかどうかも分からないこと”に
対して全力を出し続けられない、
というのも人間です。
その”迷い”に時間や体力を
使ってしまうのは勿体無いです。
先ほど話をした、
「第二宇宙速度」まで一気に速度を上げたいのに、
迷いによって加速が緩んでしまうと
いつまで経っても必要な速さにまで
速度を上げることができません。
となれば、いつまで経っても、
宇宙(効率的に稼げる領域)に
達することができないわけです。
そこで、その迷いを減らすために、
「先人の知恵を使う」というのは
ある種、常套手段です。
全てを一人で解決しないと
いけないわけではありません。
あくまでもエンジンを噴射するのは
自分自身なんですが、
噴射を援護するもの、補助するものは
使えるなら使えばいいわけです。
人間はそうやって成長します。
他人の力を一切借りれないのであれば、
教育という構造そのものを
否定しているともいえます。
言ってしまえば、
「先人の知恵を借りる」という
行為そのものも「先人の知恵」です。
ですので、力を借りられるところは、
上手く力を借りて下さい。
コンサルの募集をしていて
ほんと露骨だと思いますが、笑
僕自身そうやって成長してきたので、
重要性も人一倍感じています。
依存は良くないですが、
自立を前提にして人の力を借りるのは
人生を良くする知恵だと思いますので、
今回のコンサルに限った話ではなく、
「人の力を借りる」ことも
上手く取り入れて下さいね。
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