最近、将棋を少し指すんですが、さすがは400年以上も遊ばれ続けているゲームだけあって、奥が深く、かなり面白いです。
とか、奥まで行っている風に話し始めましたが、コンピュータのLv1にもボロカスに負けるぐらい、まだまだ全然浅瀬にいます。笑
まあ、きっかけは3月のライオンなんですが、その影響で将棋関連のニュースを見ることも多くなりました。
で、最近目に止まったニュースが、BUYMAにも通じるところがあると思ったので、今日はその話をしてみたいと思います。
この記事を読むことで、BUYMAで利益を上げるために必要なことが分かります。
目次
詰みに気づかず投了してしまったプロ棋士
最近、目に止まった将棋のニュースとは、「詰みに気づかずに投了をした」というものでした。
将棋というのは、自分の王将を取られずに、相手の王将を詰ませるゲームなんですが、このニュースは、
「自分が相手を詰ませられる状況にありながら、それに気づかずに負けを認めてしまった」
ということを意味しています。
ちなみにこれは、プロ棋士の話なんですが、プロの試合は(アマでも強い人はそうですが)、詰まれる前に投了(とうりょう)をします。
要するに、負けを認めることです。
将棋のゲーム的な負けは、自分の王将が詰まれることなんですが、実際の対戦では詰まれる手前で負けを認めるのが、暗黙のルールとなっています。
逆に、詰みのところまでいってしまうと、赤っ恥的なものになってしまいます。
つまり、ゲーム的な終わりまで行かずに、一方が負けを認めたら勝敗が決まります。
で、先ほど紹介したニュースは、勝てる局面にありながら負けを認めてしまって、その試合に負けてしまったということです。
なぜ、BUYMAのセミナーで将棋の話をしようと思ったか?
ちょっと、話は変わるんですが、実は先日のセミナーで将棋の話をしようと思っていました。
まあ、時間の都合で省いてしまったんですが、それは将棋のゲーム性がBUYMAの活動にも通じるところがあったからです。
というのも、まさに今回のニュースの話で、
「将棋というのは、局面に気づくことができなければ、勝つことができない」
この点において、BUYMAと通じるものがあるなと感じたからです。
例えば、「詰将棋」というものがありますが、詰将棋が何かというと、
「この局面は、相手の王将を何手で詰ませることができます。どうやって打てばいいでしょう?」
というゲームです。
勝つことが決まっている局面から、どうやって勝つかを解くミニゲームみたいなものです。
「詰む」技術は、実践で勝つためにも必要なことなので、これはこれで重要な役割なんですが、実践と詰将棋が決定的に違うのは、「この局面は勝てる局面」だと、分からないことです。
詰将棋は、「ここから勝てますよ」と予め分かっています。
しかし、実践は、流れの中で局面が訪れます。
要するに、詰む技術があっても、その局面が、「詰ませることができる局面にある」ことに気づけなければ、その試合において勝利することはできません。
BUYMAも局面に気づけなければ、勝てない
BUYMAに置き換えると、在庫を買い占めて利益を出すことができると知っていたとしても、今見ているその商品が、在庫を持つべき商品に当てはまることに気づくことができなければ、その商品を買い占めることはできません。
局面に気づくことができなければ、詰みの技術を発動できないわけです。
当然、局面に気づいていても、詰める技術がなければ、詰むこともできません。
在庫を買う資金がないとか、そのショップを見つけられてないといった感じでしょうか。
将棋とBUYMAが通じるところは、そこだけではないのですが、「局面に気づく力」というのは、強く共通点を感じました。
ノウハウを使いこなすために必要な力=局面に気づく力
ノウハウは知っているだけでは意味がなくて、使いこなせて初めて意味を為すということは、再三話していることではありますが、
「局面に気づく力」というのは、”ノウハウを使いこなす”を支える一つの要素であると言えます。
じゃあ、どうやったら、「局面に気づく力を鍛えられるか?なんですが、これがなかなか簡単ではありません。
局面に気づけない人は、局面がきていたことにすら気づくことができないからです。
なんなら、目の前を通り過ぎていても、「在庫を持つようないい商品ないなー」って思っているような状態です。
局面に気づく力を鍛える方法
ですが、それだと何も進展しないので、敢えて挙げるのであれば、局面に気づく力を鍛えるためには、局面を逃した事実を目の当たりにすることです。
具体的には、「振り返りをする」ということになります。
出品して何も振り返らないと、その商品が売れるチャンスがあったのかどうかも知る由もありません。
しかし、自分が出品した商品がライバルから売れていたとなれば、売れる局面は訪れていたはずなので、
その売り逃してしまったものはどうすることもできませんが、次は自分が売れるように…と手を打てるようになります。
局面が訪れていたことに気づいて、その局面をものにするためには、どうしたらよかったのかを考えて、実践をする。
これが、局面に気づく力を鍛える方法です。
なので、「振り返り」をするということになりますね。
振り返りをすると、できていなかった自分を直視することになるので、痛みを伴いますが、
その痛みから逃げてしまっては成長することもありませんので、「振り返り」をして現実を直視していきましょう。
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