BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

BUYMA-商品画像はこだわった方がいいのか?

僕はたまにリサーチとか考えずに、
ネットサーフィンの感覚でBUYMAを眺めることがあるんですが、
いろいろ発見があって面白いです。

自分がパーソナルショッパーとして活動していますので、
どうしても自分以外のパーソナルショッパーの方が気になります。

いろんな方がいるな、と。

・画像にめちゃくちゃこだわっているPS
・商品コメントをめちゃくちゃこだわって書いているPS
・逆に商品コメントをほとんど記載しないPS
・評価で「悪い」をつけた購入者とやたら争いをしているPS
・評価に対して全く返信しないPS
・記事を頻繁に更新しているPS

ほんとに様々です。

こういうテーマに対して、

・商品画像はこだわった方がいいですか?
・コメントはこだわる必要がありますか?
・記事は更新した方が・・・
・ファンメールは・・・

といった具合の質問をよく耳にしますが、
結論から言うとどうでもいいと思ってます。

言ってしまえば、
全部整っていることに越したことはないです。

しかし、各項目を整えようと思うと、
それなりの時間を要しますし、
それぞれの項目を整えることで、
どのような効果を期待したいのかが重要です。

それを踏まえてやるかどうかを判断すべきであって、
ただ整えた方が良さそうだからやるというのでは
あまり褒められたものではありません。

時間にしても、資金にしても、
限られているわけですので、
その範囲の中でいかに有効に使うか
という視点は常に持って頂きたいと思います。

では、例えば画像に関して考えてみます。

画像が良いとどういう効果が得られるでしょうか?

そもそも”良い画像”というのが、
非常に曖昧ですので、
そこから考える必要があります。

以前の記事でも書きましたが、
ユーザーが購入するまでにはこのようなステップがあります。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

商品を検索する

検索で一覧表示された商品から
該当の商品(だと思ったもの)にクリック

商品の内容を確認

カートに入れる

色・サイズやクーポンコード、あんしんプラスの有無を入力

支払い情報を入力
(カード情報、送付先住所など)

商品を決済する
(クレジットカードもしくは仮注文→入金)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

この中で、画像が影響するのは、

・商品をクリック
・商品の内容を確認

になります。

つまり具体的には、

・商品ページをクリックするかどうかを判断 ※ただし画像1枚目のみ
・どのような商品か(デザイン、色、サイズ感など)を確認

に使われていることになりますので、
クリック率と成約率(カートに追加される)が上がる画像が
“良い画像”ということになります。

ここからはお客さんの上記行動を促すためには
どのような画像が適しているのか想像力を働かせていく必要があります。

例えばクリック率を上げようと思えば、

・探している商品だと分かる
・カラーバリエーションがある
・国内即発送などの強みがある

などの情報が分かる画像を1枚目に設定することが求められます。

画像の工夫っていう点では、
2つ目のカラバリが差別化しやすい点です。

一番人気のカラーは買い付けできなくても、
画像に織り込むことでクリック率はかなり上がります。
(探しているお客さんからするとガッカリ感はあると思いますが)

時間が経過して、
人気カラーを用意できるようになった際は

そのまま使えるというメリットもあります。

また、パソコンではタイトルが表示されますが、
スマホではタイトルが表示されませんので、
そこも意識しておく必要があります。

枠が付いていたり、綺麗に整っていることで、
クリック率が上がるかどうかはよく分かりませんが、
そのような工夫で効果が期待できるのであれば
やってみてもいいと思います。

ただし、クリック率を上げるのに、
もっとも大きな要因は
価格です。

ここから目を背けてはいけません。

それは、購入を決めるかどうかについても同じで、
画像が綺麗とかバランスが整っていることだけでは、
購入の決め手にはなりません。

あくまでも取引されている相場で
出品されていることが前提です。

リサーチしていくとすぐ気がつきますが、
画像がショボくても全然売れます(笑)

ですので、画像に関していろいろ話してきましたが、
「そこそこの画像で問題ない」というのが個人的な結論です。

「そこそこ」というのは、
「探している商品と判断できるレベル」
と認識して頂ければ問題ありません。

というのが、
どのような画像を使用するかの判断基準になりますが、
もう一つ極めて重要なことがあります。

それは、
「ライバルも見ている」
という点です。

ライバルに一番知られたくないのは、
仕入れ先の情報です。

BUYMAにおける差別化は、
基本的に仕入れ力になりますので、
その差別化できる要素をライバルに
知られるのは御法度だと考えます。

出品している以上、
何かしらの情報を掴まれるのは
仕方ありませんが、
画像検索でSHOPに行き着いたりする以上、
仕入れ先の画像をそのまま使うのは、
結構リスクがあると思います。

SHOPSTYLEで出てくるような
みんなが知っている買い付け先であれば話は別ですが。

そうでなければ、
仕入れ先とは違う画像を使う方が得策です。

BUYMAの中での競争に勝てなければ、
BUYMAで稼ぐことはできませんので、
ライバルの存在は常に意識しておく必要があります。

長くなりましたが、まとめると、

・探している商品だと分かる
・特筆すべき強みを織り込む(関税込アイコンなど)
・ライバルにバレない

この3つができていれば、
あとはあまり時間をかけずに用意するのがいいと思います。

画像の編集に時間をかけるぐらいなら、
仕入れ先をリサーチした方が、
よっぽど利益は上がります。

あと、大前提として
規約を守った画像にして下さいね。
(著名人やブランドロゴなど)

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