さて、この何日かはライバルの情報を元に
ライバルの仕入れ先を割り出す方法であったり、
その考え方について話を進めています。
ライバルが出している情報をくまなくチェックすることで
ライバルが買い付けているSHOPであったり、
仕入値を下げる工夫だったりを推測していくわけですが、
○○な情報があるとさらにその精度を上げることができます。
それが何かというと、
タイムリーな情報です。
例えば、問い合わせの回答をした時や、
受注があった(であろう)瞬間です。
これらの情報をどのように活かすかをお伝えする前に、
どのように確認するかを先に解説します。
まず、問い合わせがいつあったかは、
問い合わせの日時を確認すれば、
いつライバルが回答しているのか明確にわかります。
こちらは分かりやすいので問題ないと思いますが、
後者の「受注があった時」はよく見ていないとわかりません。
確証には至りませんが、
例えば、「数量」が減った時や、
人気順が一気に上がった時などです。
注文が確定すると(仮受注含む)、
受注があった分だけ数量が減ります。
こちらはスマホアプリでは確認できませんので、
PCサイトでのみ確認ができます。
(記載場所は買い付け地のすぐ上です)
ただ、パーソナルショッパーが編集して個数を変えたのか、
購入があって減ったのかは当人同士しか分かりません。
そこでもう一つ重要な情報としては、
「人気順」の変動があったかどうか、です。
注文が確定すると、
基本的に人気順が上がります。
こちらは仮注文の段階では、
順位は上がりませんので注意が必要ですが、
受注があると目に見えてわかるぐらい人気順が上がります。
もちろん、周りのPSの状況(プレミアムが多いかなど)などによって、
順位の上がり方は全然変わってきますの一概にどれだけ上がったらとは言えませんが、
元の順位が低ければ一気に上がる可能性があります。
ずっと見張ってるわけにはいきませんので、
数量の変化にしても順位の変化にしても
タイムリーに追いかけるのは難しいのですが、
見張るべきタイミングはあります。
それは、お問い合わせがあった直後などです。
特にお客さんの在庫確認の問い合わせに対して
在庫ありと回答しているのであれば、
その直後は売れる可能性が高いと言えます。
そのような問い合わせの後に、
しばらく様子を見ていたりすると、
売れる瞬間がわかったりします。
このようにしてタイムリーな情報を得るわけですが、
その苦労して得たどのように使うかというと、
ライバルはここから買っているんじゃないかと
目星をつけていた買い付け先の在庫を変動を見ることをします。
残りの在庫数がいくつか把握できるSHOPに限定されてしまいますが、
受注があったであろう後に買い付け先の在庫も減っていたとすると、
その買い付け先はかなり怪しいと考えられます。
たまたま他のお客さんやPSが同じタイミングでそのSHOPから買っていたりすると、
ただの勘違いとなってしまう場合がありますので注意が必要ですが、
そのような情報を集めていくことで、ライバルの買い付け先の推測の精度を
上げていくことできます。
なかなかそこまでタイムリーにそのような情報を得られないかもしれませんが、
もしそのようなタイミングで在庫数が減る様子が確認出来てくると、
推測から次第に確信に変わっていきます。
タイムリなー情報を常時追いかける必要はないと思いますが、
リサーチをしている時に、そのような場面に出くわしたら、
是非注意深く見るようにしてみて下さい。
そうした情報一つ一つがライバルの仕入れ先を
突き止めていく材料になりますので。
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