さて、今日は本題から入りますが、
前々回のメルマガで出した
クイズは覚えていますでしょうか?
(こういう質問→回答(解説)は
間を挟まずにやった方が
よかったなと反省していますが、
やっちゃったことは仕方がないので
気にせずにいきます。笑)
内容をざっと振り返ると、
・ライバルと同じ商品を出していた
・10万円ぐらいの商品でライバルの方が約2万円高い
・なのにライバルから売れた
・評価、配送などの条件では優位だったので、
比較してライバルを選んだのではなくて、
そもそも比較されなかったのではないか?
という状況で、じゃあ、
━━━━━━━━━━━━━━
・見られなかった原因はどこにあって、
・見られるようにするにはどうしたらいいでしょうか?
━━━━━━━━━━━━━━━
という質問でした。
で、原因の方で一番多く頂いた回答は、
「人気順が低くて見られなかった」でした。
結論から言うと、
この確率が非常に高いです。
というのも、ライバルの商品は
ブランド x カテゴリで絞った時に
2~3番目ぐらいに位置していました。
それに対して自分の商品は、
10~20番ほど人気順が低かったです。
これはブランド x カテゴリでこの差ですが、
ブランドだけ、もしくはカテゴリだけで見た場合、
その差はさらに広がります。
その時点では確認していませんが、
同条件ぐらいの商品を確認すると、
ブランド x カテゴリだと10番ぐらいしか
差がない商品が、絞り込みを
ブランドだけにしたところ、
その差は300以上の差にはなっていました。
また別の商品で確認したら、
ブランド x カテゴリで2、3番ぐらいしか
差がなくても、ブランドのみに変えると
100番以上の差がありました。
もちろんブランドによって人気順の
差の出かたは全く違ったのものになるので
一括りには言えませんが、
少なくともブランドによっては
そういうことが起こるということです。
つまり、ブランド x カテゴリでは
ちょっとのスクロールで表示されるのに、
ブランドだけで絞り込んだりすると
全く圏外になったりするわけです。
特に、最近BUYMAを運営するエニグモから
スマホでの購入率が全体の8割近く占めていると
決算資料内で発表されました。
<2017年1月期 決算説明会資料>
http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2017/03/ir_20170315_3.pdf
25ページのデバイス別総取扱高構成比を見ると、
アプリと非アプリに分かれていますが、
スマホからの購入が約8割を
占めていることが分かります。
以前、プチプラはスマホから売れやすい
傾向にあると報告がありましたが、
どうやら「PC > スマホ」の傾向は
プチプラだけには収まらないようです。
実際に商品を探して見比べてみてほしいのですが、
PCやタブレットで見るのと、
スマホで見るのとではかなり差があります。
これは主観が多く入っていますが、
商品の絞り込みも比較も
スマホだとかなり”しにくい”です。
ついさっき、
探してみてほしいって言いましたが、
絶対にスマホで確認して下さい。
(持ってなければ借りるとかして)
それくらい重要です。
スマホを意識しなければ
スマホユーザーを全員逃すことに
なるかというとそんなことはありませんが、
8割のユーザーがいる場所を
軽視するというのはビジネスマインドとして
適切とは言えません。
なので、必ずスマホで確認をして下さい。
というのが一つと、
今回ライバルから購入したお客さんが
仮に人気順で上位だけ見て判断したとすると、
「そのお客さんが見る(探す)時点で
人気順が上がっていないといけない」
ことになります。
ということは、
人気順を上げる事前準備が必要ということです。
じゃあ、人気順ってどうやったら上がるんでしょうか?
例えば、注文が確定したら
人気順は上がりますが、
売れるために人気順を上げたいわけなので、
「注文確定しなくても人気順を上げる」
ことができなければ目的は果たされないわけです。
ということを踏まえて、
明日は人気順を上げるための
具体的な方法をお伝えしようと思いますが、
とりあえず、
・スマホユーザーが多い
・人気順が重要
ということを頭に入れておいて下さいね。
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