今日はコンサル生のMさんの
スカイプコンサルだったんですが、
まさに”盲点”だなって思うことがありました。
Mさんの状況としては、ライバルAが
販売していたあるパンプスをリサーチして、
おそらくライバルの仕入れ先であろう
ショップを見つけることができたので、
そのパンプスを出品していました。
それが約2週間ほど前のこと。
そのあと、別のライバルBが
同じパンプスを出品していました。
まあ他のライバルも出品してくる
というのはよくある話です。
ただ問題は、在庫の取り揃えも良くて、
価格も20%以上安いということ。
最初にリサーチをした時に
いくつかショップを見つけていたんですが、
いずれのショップでも
太刀打ちができませんでした。
しかし、ライバルを見る限りでは
特別な仕入れ方をしてそうな感じもなかったので、
とりあえずライバルBの仕入れ先を
探してみることにしました。
SHOPSTYLE検索をして、
画像を検索をしても見つからず…。
品番検索の時に”盲点”は見つかりました。
ライバルBはありがたいことに
品番を記載してくれていたので、
その品番でそのまま検索をしました。
そしたら、一発でライバルBの
仕入れ先らしいショップが出てくるっていう、
意外とあっさり見つかった展開でした。
ただ、この見つかったショップ、
最初にリサーチした時にも
見つかっていたショップだったんです。
Mさんは最初にリサーチした時に
見つかったショップの各商品ページのURLを
記録してあったので、今日改めて
リサーチする前にもそれらの商品ページは
全て確認をしていました。
もちろん、結果的に後から見つかった
ショップの商品ページも確認してたんですが、
その時は「out of stock」になってました。
なのに、なぜ品番検索では、
その商品が見つかったのか?
実は、ライバルBの商品は
同じ商品だと思っていただけで、
”品番が異なる”商品だったんです。
ここが”盲点”でした。
品番はほとんど同じだったので、
品番検索をしている時も
気付いていなかったんですが、
同じショップの同じ商品(だと思っていた)が
一方は在庫切れで、もう一方は在庫が
あったことが気になり調べたら、
実は品番が違ったというものでした。
「品番が違うことに気付けよ」
って話なんですが、
見た目も全く一緒だったので、
品番が違うとは思いもよりませんでした。
まあ、より強敵だったライバルの
仕入れ先が見つかったことは良かったんですが、
”思い込み”って怖いなと再認識しました。
人は、
「分かってる」
「できてる」
「知ってる」
「もうやった」
と思った時ほど危険ですね。
とりあえず今回の学びとしては、
ショップの商品ページに
ダイレクトに行くのも考えものだという点。
Mさんは以前メルマガで話題にしていた
出品管理表でかなり丁寧に各ショップの
URLをまとめていました。
いちいち、ショップのHPから
商品まで行く手間は省けるものの、
今回のような同じ商品で
商品ページが2つある場合には
気付くことができません。
正確には今回は別の商品でしたが、
品番も全く同じの同一商品であっても
違う商品ページがあるショップも
存在したりします。
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記録したURL
↓
商品ページ
━━━━━━━━━
のルートしか通らないと
そのショップは知っているのに
目当ての商品は見つけられない
ということが起こります。
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ショップのHP
↓
デザイナー
↓
商品一覧
↓
商品ページ
━━━━━━━━━
あるいは、
━━━━━━━━━
ショップのHP
↓
ショップ内のワード検索
↓
検索一覧
↓
商品ページ
━━━━━━━━━
というルートだと、
時間はかかりますが、
他の商品が目に入るという
メリットもあります。
実際、これで商品が目に入っていると
ライバルの商品を見ている時に、
「そういえば、あそこにあったような」
ということが起こります。
これって、一概にどっちが正解か
言えないんですよね。
時間短縮という面でいえば、
URLからダイレクトに
商品ページに飛んだ方がいいですし、
ショップにある商品を把握しておく
という面においては、
ショップのHP→デザイナーという
ルートで商品ページに
行った方がいいわけです。
どちらにもメリットとデメリットがあります。
大事なことは、
この両面性を知っておくことです。
その上で、例えば在庫確認をする時は
URLダイレクトにするとか、
受注があって買い付けをする時には
デザイナー一覧から行くという具合に使い分けます。
これが正解というわけではなく、
あくまでも一例として捉えてほしいのと、
「この手順しか取らない」
ってなると、またそこが”盲点”になります。
なんか水掛論みたいになってきましたが、
自分で自分の盲点に気付くって
それくらい難しいわけです。
ですので、
他人の視点を使うというのは
合理的な手段と言えます。
繰り返しにはなりますが、
僕がコンサルを受ける理由も
僕がコンサルをする理由もここにあります。
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