昨日は、課題を解決するためには
まず「現状を把握する」ことが極めて重要で、
さらにその現状把握のためには、
「解釈を入れずに事実を見る」
という話をしました。
しかし、実際には解釈を100%入れずに
物事を見るなんてことはできません。
人間ですので、どうしても
感情に左右されてしまいますし、
その結果解釈が入ってしまいます。
しかし、解釈が入ってしまうからといって
諦めて気にせずに物事を捉えるのと、
解釈が入ることを前提して
事実に目を向けるのとでは
当然物事の捉え方に差が生まれますので、
事実に目を向ける意識を持って
頂きたいと思います。
それで、今日は「事実を見る」ための
シンプルで効果的な方法をお伝えします。
まあお伝えしますと言っても、
すでにエスノさんのメルマガでも
僕のメルマガでも、お配りした
音声の中でも出てきていますし、
手法としては使い古された方法です。
しかし、その効果は絶大です。
その方法とは、
「紙に書き出すこと」です。
なんだそんなことか…
って感じる方もいると思いますが、
そういう方ほど実践して
いないんじゃないでしょうか。
頭の中にあるのと、
紙に書き出して頭の外に出すのとでは
思考の整理される度合いが全く違います。
自分一人で客観視するのは難しいと
言いましたが、紙に書き出す時点で
かなり客観視に近づけます。
頭の中で考えていたことを
頭の外に出すことで、
一歩引いて見れるので冷静にもなれます。
とりあえずやってみてほしい
というのが本音なんですが、
いきなり紙に書き出せと言われても
何を書き出していいのか分からないと
思いますので、いくつか切り口を紹介します。
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・思っていること、悩み
・今、上手くいっていないこと
・今、上手くいっていること
・何が問題か
・何が解決すると嬉しいか
・問題を解決するためにできることは何か
etc
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このような切り口で
なんでも思っていること、感じていることを
紙に書き出してみてほしいのですが、
１つだけルールがあります。
それは「分析しないこと」です。
例えば、
「今、上手くいっていないこと」
を書き出して、
なぜ上手くいっていないのかを
書き出すという行為です。
これはどのみち暗くなります。笑
紙に書き出してやりたいことは、
分析ではなくて”頭の中の棚卸し”なので、
とりあえず深く考えずに思っていることを
一通り書き出してみて下さい。
これは読んで、
「ふーん」で終わらせては
何一つ意味がないので、
必ず実践をしてみて下さいね。
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