少し前までは、BUYMAのトップページを見ると、
財布やバッグに加えてMONCLERが特集されていましたが、
今はプチブラコート、カナダグース、UGG、MaxMaraのコート、
という具合に冬物が中心になってきました。
季節ものを上手く展開するのも、
BUYMAで売り上げをあげるポイントですので、
パーソナルショッパーのMYページからだけではなく、
トップページの特集も定期的に確認して頂きたいところです。
さて、
昨日はBUYMAで活動する上で、
絶対犯してはいけない禁止事項の話をしました。
プラットフォーム型のビジネスは、
集客などが不要となって短期的に利益をあげやすいというメリットがありますが、
運営側の意に沿わないことをすれば簡単に排除されます。
どれだけ実績を上げていようが、次の瞬間に「0」です。
(そこで得た経験は誰にも奪われませんが)
ですので、ルールは正しく把握して、
ルールをちゃんと守って活動して下さいね。
さて、今日もBUYMAで利益を出すために、
とても重要な話をしていこうと思います。
一言で言えば「準備」です。
今日お伝えする準備ができていないければ、
BUYMAで稼ぐことはできません。
ちなみに、何だと思いますか?
話は逸れますが、考える力を養う為には、
「まずは自分の答えを出す」ということが大事ですので、
読み進める前にまずは自分の中で答えを出してみて下さい。
この先に書いてあることと、
合っていたから正解、異なっていたから不正解、
というわけではありません。
あくまでも「僕の観点」から見る正解なので、
ご自身の考えと照らし合わせて判断をして下さい。
では、話を戻します。
BUYMAをやる上で最低限必要な準備物は、
・資金(クレジットカード含)
・PC + ネット環境
です。
リサーチスキルとか、販売力ではありません。
ましてや気合と根性でもありません。
ではまず、資金から話していきます。
BUYMAで利益を出す為には商品を販売して、
その販売した商品を購入者に商品を届けるわけですから、
その商品を買い付ける必要があります。
その買い付ける準備ができていますか?
ってことです。
具体的にはクレジットカード(もしくはデビットカード)といった
決済できる手段になります。
どれだけ売れる商品を見つけて、
利益が出る仕入れ先を知っていたとしても、
実際に買い付けることができなかったら利益を得ることはできません。
例えば、月に30万円を稼ぎたい時に、
どれだけのカードの利用可能枠が必要か把握できていますか?
50万円くらいでしょうか?
それとも100万円くらいでしょうか?
・・・
・・・
・・・
実際には、
少なくとも130万円くらい必要となります。
コンスタントに稼ぎ続けたいのであれば、
できれば200~300万円近く欲しいところです。
利益率などによってこの金額は変わってきますが、
意外と多いなと思われる方もいるのではないでしょうか?
リサーチや出品作業にばかり目がいってしまうので軽視しがちな部分ですが、
月に30万円以上稼ぎたいというのであれば、
必要条件となりますのでしっかり押さえておいて下さい。
(しかも、「足りない」と思ってからでは間に合わない為、
準備不足だと機を逃してしまいます)
数式を使って必要なカード枠を算出してみますので、
思わずブラウザを閉じたくなるかもしれませんが、
少々お付き合い頂ければと思います。笑
少し前にもお伝えしていますが、
BUYMAでの利益はこのような表せます。
利益 = 販売価格 – BUYMA成約手数料 – 仕入れ価格 – 諸経費(国内送料等) ・・・①
そして、仕入れ額はこのようになります。
仕入れ価格 = 商品代金 + 国際送料 + 関税 + 消費税 ・・・②
今回は、カードの必要枠を算出したいので、
主にカードで決済する「商品代金 + 国際送料」をX(エックス)とおいて、
求めていきます。
中学校1年生で習う1次方程式ってやつです。笑
ちなみに関税・消費税ですが、
利用する運送業者によってカードで支払える場合がありますが、
基本的には現金で決済をすることが多いので、今回は除きます。
そしてこの関税・消費税は以前お話したざっくり計算の
商品代金+国際送料の約10%ととして計算していきます。
つまり、仕入れ価格はXを使うとこのようになります。
仕入れ価格 = X + 0.1X = 1.1X
このXを使って、式①を表現すると、
利益 = 販売価格 – BUYMA成約手数料 – 1.1X – 諸経費
ここまで大丈夫でしょうか?
次に、取引1件あたりの販売価格と利益を埋めていきますが、
その条件として、今回は下記条件を使います。
・取引1件あたりの利益10,000円
・利益率20%
※「利益」は、粗利だの、営業利益だのありますが、
今回は販売額に対する利益の割合として計算します
そうすると利益と利益率と販売価格の関係はこのようになります。
利益率 = 利益 ÷ 販売価格
つまり、
販売価格 = 利益 ÷ 利益率
となるので、取引1件あたり1万円の利益だとすると、
販売価格 = 10,000 ÷ 0.2 = 50,000円
ということになります。
あと、式①で残っているのは成約手数料と諸経費ですが、
成約手数料は販売価格の7.56%、諸経費は1,000円として計算してみます。
利益 = 販売価格 – BUYMA成約手数料 – 1.1X – 諸経費
↓
10,000 = 50,000 – 50,000 × 7.56% -1.1X -1000
Xを左に移項すると、
1.1X = 50,000 – 50,000 × 7.56% -1000 – 10,000
↓
1.1X = 35,220
↓
X = 32,018円
となります。
途中からスクロールの速度が速くなってしまったと思いますが、
利益率20%だと10,000円の利益を出すのに、
商品代金と国際送料の決済で約32,000円必要ということになります。
1ヶ月の利益を30万円稼ぎたいとすると、
単純に30倍して、96万円ということになります。
このように計算すると、
カードの枠は100万円あればギリギリ足りると思うかもしれませんが、
実際にはそうではありません。
カードの利用可能枠が戻るまでの期間も計算しておく必要があります。
例えば、月末締めの翌月27日引き落としの場合、
11月に利用したら、枠が戻るのは12月27日以降になります。
つまり、11月に目標の利益30万円を達成したとしても、
12月はほぼ何も仕入れることができなくなってしまいます。
ですので、少なくとも200万円の枠が欲しいという計算になります。
これが、利益率15%になると、先ほどのXが46,000円となるので、
30万円の利益を出すのに、138万円ということになります。
2ヶ月スパンで考えるとカードの枠としては300万円欲しいところです。
なかなか最初からこれだけの利用枠を
用意することは難しいかもしれませんが、
作れる時にカードを作ったり、増枠の申し込みをしたりするということが
大事な「準備」になります。
リサーチスキルや仕入れ力が向上しても、
ここが整わなければ、欲しい結果は得られません。
重要な割に結構見落としがちなので、
しっかりと確認をして欲しいところです。
また、キャッシュフローを良くする工夫もありますので、
その辺りも今後触れていきたいと思います。
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