今日は、「仕事を捗らせるシンプルな方法」をお伝えします。
というのも、
先週か先々週ぐらいだったと思うのですが、
パソコンに向かっている時間の割に
いまいち仕事が捗らないということがありました。
それなりにパソコンの前に座っていて
時間は確保できているんですが、
気がつくと結構時間が過ぎていて
「なんかやろうと思ってたことが全然できなかったな」
というような感覚だけが残るんです。
1日だけだったらまだ良かったんですが、
そういう日が何日かあったので、
これはさすがにまずいと思って
どうにかしようと画策して
打開した方法というのが今日の話です。
その方法とは至ってシンプルで、
【今日はこれをやると決める】
というものです。
作業に入る前に自分で宣言をします。
そもそもなんですが、
僕は人間の意志の力なんて
大したことないと思っていて、
気合いとか根性でどうにかしようという
発想があまり好きではありません。
まあ、好き嫌いというより、
自分の意志の弱さを知っているので、
意志の力でなんとかしようというのは
合理的ではないと思っているという感じです。
意志の力でなんとかするぐらいだったら、
環境を変えた方が現実的です。
あとはやらざるを得ない状況に
自分を追い込むとか。
必要に迫られないと
人間はなかなか行動できないですからね。
とはいえ、毎回思ったように
環境を変えられる時ばかりではありません。
第一優先はあくまでも環境を
変えることだと思っているんですが、
どうしても環境を変えることができなければ
その状況下でなんとかするしかありません。
それが先ほどの
「今日はこれをやると決める」
というものです。
散々、意志の力を信じてないとか言っておいて、
完全に意志の力を使ってます。笑
ただ、それまでとは
明らかにアプローチを変えました。
何をしたかというと、
”明確に強く宣言”をしたんです。
それまでの作業が捗っていない時というのは、
「これを進めよう」となんとなく考えて
作業に取り掛かっていたんですが、
打開できた日は、
「今日はこれをやる」と口に出してから
作業に取り掛かりました。
それ以外は具体的に何かを変えてはいませんが、
成果は明らかに変わりました。
おそらく、それまでの捗らなかった日は、
ベクトル(矢印)がバラバラに向いていた状態のまま
作業に取り掛かっていたんですが、
作業が捗った日は宣言をしたことによって
バラバラだったベクトルが
一方方向に定まったんだと思います。
だから、やろうと思っていたことだけに
集中して作業に取りかかれた、というわけです。
人間、普通に生きていたら
(しかも成人を超えていたら)
たった一つのことだけをしてたらいい
なんて状況はまずありません。
仕事の中だけでも複数個のことが
同時に進んでいると思いますし、
さらにプライベートも入ってきたら
「気になること」は膨大にあると思います。
スマホのアプリを使っていなくても
起動だけはしているような状態です。
そうすると、目の前で動いていなくても
CPUやメモリで微弱ながら処理されています。
そうすると当然動作は遅くなります。
このようなことが人間でも起こっているわけです。
メイン画面で使用をしていなくても
アプリが裏で起動しているように、
意識していない無意識の部分で
気になることを考えてしまっています。
それを完全に断ち切ることはできませんが、
宣言をすることでメインで処理させたいことに
処理能力を集中させることができます。
宣言することによって
”意識を向けさせた”わけです。
地味でシンプルな方法なんですけど、
ちゃんと効果はありますね。
以前のメルマガで、横道に逸れないように
作業する前に紙に書き出した方がいいという
話はしていましたが、完全に怠ってしまってました。
やろうと思っていることに対して、
意識をちゃんと向けさせるって大事です。
それだけで全然違います。
作業をしていて
イマイチ集中できていないのであれば、
一度試してみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました!
追伸、
作業に入る前に今日やることを
ToDoリストに書き出すという手法もありますが、
書き出しすぎてしまうと
逆に集中できない場合もあります。
それはリストにあることの中で
意識が分散してしまうからです。
リストに書き出すこと自体は悪くありませんが、
書き出した後に優先順位もちゃんと
つけるようにして下さい。
優先順位をつけた上で、
「今からはこれをやる」と
1つに照準を絞ると集中できます。
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