唐突ですが、
「問題(課題)に直面する」
って大事なことだと改めて思いました。(特に真新しい話ではないですが…)
問題が起こるって割りと嫌なことだと思いますし、
できれば起きてほしいものではないと思います。
直面したくありません。
しかし、問題に直面するというのは、成長する機会としては最適です。
問題に直面している状態って
精神的には不安定な状態になります。
心理学で認知的不協和と言ったりしますが、
人間はこの不安定な状況を嫌うので、
「不安定→安定」にしようとはたらきます。
で、この不安定を安定に変える手段は
大きく分けて2つあります。
1つは、問題から目を逸らすこと。
もう1つは、問題を解決すること。
このいずれかで不安定の状態から抜け出すことができます。
これはどちらかが良い選択で、
どちらかが悪い選択ではありません。
状況に応じて最適な選択があります。
が、今僕が意図しているのは、
「問題を解決する」の方です。
問題が解決するのは、
できなかったことができるようになった
結果として生じるものなので、
何かしらの成長を伴うことになります。
逆に、「成長しよう!」と思って
成長するのって結構難しいです。
というのは、精神的に安定してしまっていると
特に行動を起こそうとは思わないからです。
なので、成長しようと思ったら、
問題に直面して、不安定な状態から
安定な状態になろうとする人間の特性を
利用してしまおう、という心算です。
成長し続けてる人って
この特性を上手く利用していて、
自分から問題に飛び込んでいるように思います。
そう考えると、問題が起きることは
悪いことではないですし、
むしろ問題がないことの方が問題ですね。
ほとんど自分自身の戒めに書いてますが。汗
またそれを実感したエピソードが、大学卒業から新卒入社ぐらいのタイミングでありまして。
新卒で就職する前に会社から
エクセル使えるようにしといてねって感じで
e-ラーニングの受講を命じられましたが、
課題をこなしてもちっとも使えるようになりませんでした。
しかし、会社に入って、
エクセルを使えないと何も進まないっていう
状況になった時に、テンパりながらも
あーでもない、こーでもないって調べながら
使っていたら仕事で困らない程度には
使えるようになりました。
「いつ使えるか分からないけど勉強する」
よりも、
「近い将来必要になるから・・・」
っていう方が身が入りますし、
さらに言えば、
「今すぐ必要!!!」
っていうのが最も吸収率が上がります。
ということで、
「必要に迫られる状況にあえて身をおく」
っていうのは重要なことだと思います。
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