昨日はやるべきことに集中するために
作業に入る前に、
「今から(今日は)これをやる」
と宣言するって話をしました。
そうやって今からやることを宣言することによって、
「あれをやろうかな」「これをやろうかな」と
と無数にある”気になること”それぞれに向いていた
バラバラの意識を一つの方向に向けようという狙いです。
あっちこっち向いている矢印を
同じ方向に向かせるというイメージです。
地味でシンプルな方法ですけど、
意識には確実に影響を与えていて
やるべきことに集中できます。
だから、ぜひ毎日活動を始める前に
実践してみてほしいことなんですが、
宣言するときに重要な注意点があったことを
思い出したので、今日はその話をします。
自分がやることを宣言する時の注意点は、
【宣言したことを必ず実行する】
というものです。
言ったことを必ずやって下さい。
というのも、宣言するというのは
「自分と約束を交わすこと」だからです。
自分との約束は絶対に守った方がいいです。
その理由は「セルフイメージ」に
大きく影響するからに他なりません。
セルフイメージに関して話し出すと
長くなるので、ここでは深く話しませんが、
要は「自分に与えているイメージ」です。
なぜ、自分に与えているイメージが大事かというと
それが全て現実のものとなるからです。
「自分は上手くいく」と
自分に対してイメージしていたら
実際に上手くいきますし、
「自分は上手くいかない」と
自分に対してイメージをしていたら
現実も上手くいきません。
「思考は現実化する」という
ナポレオン・ヒルの有名な書籍がありますが、
まさにその通りということです。
で、
「自分との約束」と「セルフイメージ」が
どう関係するかなんですが、
自分との約束を守らないと
セルフイメージは下がります。
セルフイメージの話をしているから
分かりづらく感じるかもしれませんが、
誰かとの約束を想像すると簡単です。
誰かと約束をして、
その相手が約束を守らなかったら
信用は下がりますよね?
約束を守らなかったら、
次も約束を守らないんじゃないかって
頭によぎると思いますし、
それが何度も続くようなことがあれば、
「ああ、この人は約束を守らない人なんだ」
っていうイメージが定着すると思います。
セルフイメージもそれと同じです。
約束を守らないと、
自分に対する信用が下がります。
「自分がやろうとしたことすらできないなんて」
っていう感じでどんどん自分を下げていきます。
他人との約束と同じで、
約束を守れないことが続けば、
「自分との約束は守らない」
というイメージが定着していきます。
自分との約束を必ず守った方がいい
というのはこのような理由があるからです。
これは、守れなかったときの
マイナス面の切り口で話をしましたが、
逆も然りで、自分との約束を守っていくと
セルフイメージはどんどん上がります。
誰かと約束をして
その約束が果たされれば信用が増すのと同じです。
なんなら、約束を守り続けると、
相手があるとき約束を守れなかったとしても、
「あの人が約束を守れないなんて
何かあったに違いない」
という感じに信用が信頼に変わっていきます。
それがセルフイメージにも当てはまるわけです。
自分との約束を守り続けていくと、
信頼レベルまでセルフイメージが上がります。
「自分は上手くいく」ってもんじゃなくて、
「自分が上手くいかないはずがない」ってレベルです。
このように思えていたら
まず間違いなく上手くいきます。
これが自分との約束を守った方がいい理由です。
昨日からの話の続きで言えば、
「やると決めたことをちゃんとやる」
ということです。
だから、できもしないことは
宣言しない方がいいですし、
結果目標ではなく、行動目標の方がいいです。
結果に関しては、自分では
どうにもできないこともありますからね。
行動目標なら自分がコントールできる範疇です。
と、いうことで、
作業に入る前に何をやるか明確にして、宣言し、
宣言したことをちゃんとやり切って下さい。
そうやって取り組んでいれば、
普通に上手くいきますので。
コメントを残す