昨日は、リサーチ・出品した商品の動向を
出品後にちゃんとチェックする必要性を話しました。
これをやるかやらないかで、
結果は大きく開いていきます。
いきなりですが、
フィードバックってご存知でしょうか?
言葉は聞いたことがあると思いますが、
実はシステム制御で使われるだったりします。
(ちゃんとBUYMAの話をしますので、もう少し読み進めて下さいね)
Googleで調べると、
「ある系の出力(結果)を入力(原因)側に戻す操作のこと。」
というような定義が出てきますが、凄く分かりづらいです。笑
例えばなんですが、
「車を時速60kmで走行させたい」としたら、
どのように操作するでしょうか?
おそらくスピードメーターを見て、
60km/hより速ければブレーキをかけて、
60km/hより遅ければアクセルを踏むと思います。
この時、スピードメーターが出力であり、
ブレーキもしくはアクセルを踏むという動作が入力になります。
これがフィードバックをしている状態で、
簡単に言うと、出力に応じて入力を決めることを指します。
出力(結果)というのは、
常に入力(原因)に対して変化しています。
入力を変えると出力が変わるので、
その変わった出力に対してさらに入力を変えていく必要があります。
理屈っぽい話はさておき、
BUYMAに関してもこの考え方で進めることができます。
何かしらの行動を起こしたのであれば、
まずその行動に対しての結果を確認します。
結果を確認せずに行動を起こすというのは、
スピードメーターを見ずに60km/hで走ろうとしているようなものです。
例えば、出品した商品が売れないという時に、
「リサーチの精度が低いからだ」とよく確認せずに結論付けてしまうと、
起こす行動はリサーチになります。
しかし、ちゃんと結果を確認してみると、
「実は人気商品をリサーチできていて、
仕入れ先もリサーチできているのに、
出品後放置している間にライバルに価格調整されて、
販売機会を逃していた」
ということもあるかもしれません。
こうなると起こすべき行動は、
「リサーチではなく、出品後の価格調整」
というのは言うまでもありません。
結果を正しく認識しないと、
得たい結果に適した行動をとることができません。
ましてや状況というのは目まぐるしく変わります。
先ほどの運転の例え話に戻りますが、
車を走らせていれば上り坂もあれば下り坂もありますし、
雨が降ったり風が吹いたりするので、
同じように操作をしていても、毎回同じ速度になるとは限りません。
BUYMAも同じで、
常に状況は変化していますので、
起こすべき行動はタイミングによって異なります。
市場にものが溢れているのか、
それとも需要に対して供給が追いついていないのかで、
取引される相場は大きく異なります。
極端な安値で出してくる出品者が一人混ざったりすると、
BUYMA内の出品価格に影響を及ぼしたりもします。
その他にも様々な状況を考慮して、
行動を決めていくことが極めて重要です。
とは言え、
何でもかんでも状況を把握できるわけではありませんので、
ある程度絞って結果を分析する必要があります。
それが、昨日の紹介した切り口です。
(1)アクセスやお気に入り登録はされているか?
(2)売れたか?(これはチェックしなくても気づきますが)
(3)ライバルは売れているか?
(4)ライバルが売れているとしたら価格はどうか?
(5)ライバルに価格で勝てないのであれば原因はどこにあるのか?
(6)同じ価格帯だとしたら自分から売れない理由はなぜか?
これらの切り口に対して分析を行い、
自分の行動にフィードバックをしてみて下さい。
フィードバックを繰り返していけば、
結果が出ないはずがありませんので、
闇雲に行動せずに、客観的に冷静に、
次起こすアクションを考えてみてほしいと思います。
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