「しまパト」ってご存知でしょうか?
僕も最近知ったんですが。
(そもそも最近の造語?)
簡単に言うと、
「しまむらをパトロールする」の略で、
用もないのにファッションセンターしまむらを巡回して、
日々アイテムを探すことなんだそうです。
また、自分が身につけたいアイテムを買うだけではなく、
インスタグラムなどにハッシュタグをつけて、
見つけてきたアイテムを発信したりと、
しまむらファンの交流ネタにもなっています。
これはもちろん転売目的ではありませんが、
BUYMAにも繋がる面白い話だと思いました。
昨日の「人気商品リサーチを丁寧にする」でも触れましたが、
ある程度継続的に同じブランドを観察することが必要だと考えています。
1日がっつりとそのブランドのことを調べまくっても、
なかなか動向は掴めなかったりします。
・販売履歴
・人気順
・お問い合わせ
・ほしいもの登録
・アクセス数
これらを確認することで、
ある程度人気があるアイテムというのは把握できます。
しかし、実際に販売された時や
お問い合わせがあった時の商品の価格というのは分かりません。
もしかしたら、
リサーチをしている時点より
価格帯が低かったから需要が高まっていた、
という可能性もあります。
そればっかりは出品していたPSにしかわからないことですが、
少なくともそういうリアルタイムの情報がないと
相場などを十分に把握することができません。
しまパトではありませんが、
日々観察をすることでその動向に気づくことができます。
お問い合わせなどのやりとりをリアルタイムで見ることができると
お客さんが購入意思が湧く価格帯が分かります。
そうした相場がわかると、
・需要が高くて品薄状態→価格が高騰している
・需要は高いけど供給量も多い→価格は定価より10%ほど割安
などの生きた情報が手に入ることになります。
これらの情報は、
その瞬間だけ見ても分からないことですので、
把握できるまでには時間を要しますが、
このような情報を蓄積していくと、
別のアイテムの仕入れ先をリサーチしている時などに、
人気アイテムが入荷していることにふと気づけるようになったりします。
BUYMAでの相場や売れ行きを把握できていれば、
見つけた瞬間に買い付けることもできるようになってきます。
大きな値崩れを起こさないようなアイテムであれば、
買い付けた瞬間に利益が確定しているようなものです。
僕は売れる見込みがある商品を的確に出品し、
販売することが効率良く稼ぐことだと考えていますので、
売れると分かっているのであれば迷わず買い付けます。
売れ残る可能性があるなら話は別ですが、
間違いなく売れるのであれば、
受注があってから買い付けようが、
買い付けてから受注があろうがことは一緒です。
商品の需要によっては、
このような販売戦略もとっていますが、
かなり効率は上がります。
在庫確認を受けても、
いちいち調べる手間も省けますし、
受注後在庫切れという販売機会を失うこともありません。
もちろん売れる見込みは100%ではありませんので、
リスクは背負うことになりますが、
自分の中でデータが蓄積されているので、
ほとんどそのようなことは起こりません。
で、そのぐらいのデータを蓄積しようと思うと、
毎日の「BUYパト」が必要です。
人気順の入れ替わりであったり、
最近を売れたアイテムの観察を続けていると、
確実にデータが蓄積されていくので、
見つけた瞬間に買い付けということも迷わずできるようになってきます。
全てのブランドでそのようなパトロールをするのは困難ですが、
気になるブランドをいくつかピックアップしておいて、
人気商品のリサーチを始める前にまずはチェックするというリズムを作ってみると
毎日の習慣になるので、無理なくパトロールできるようになります。
利益を上げられるようになるまで少し時間がかかるかもしれませんが、
その分後々効率良く稼げるようになるので、
戦略の一つとしてアリだと思います。
「BUYパト」、是非やってみて下さい。
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