BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

成長速度を速めるためには、”ランニングチェンジ”を使う

今日から4月だというのに寒いですね。

新生活の時期で、知らず知らずの間に
ストレスを溜めやすい時期ですし、
(自分自身が新生活ではなくても)
寒暖差と相まって体調を崩しやすい時期なので、
体調管理には気をつけて下さい。

体調の話はちょくちょく出していますが、
何をするにしても土台となるのは
健康な身体ですので。

さて、藪から棒ですが、

「ランニングチェンジ」って知ってますか?
(これって業界内でだけ伝わる用語なんですかね?)

少なくとも、自動車業界とか
家電業界では使われている言葉なんですが、
自動車とか家電って、
”市場に出してから”初期不良やクレームに対応、
部品のコストダウンなどを図ります。

つまり、同じ製品であっても
部品など中身が微妙に違っていたりします。

このような製造、流通方法を
市場に出して(ランニングさせて)から、
対応する(チェンジする)ってことで、
「ランニングチェンジ(ランチェン)」
と言うわけです。

で、ランチェンの何がいいかと言うと、
開発のスピードが上がります。

完璧を作り込もうとして時間をかけるより、
最低限整えて市場に出しちゃった方が
フィードバックできる分、早いんですよね。

車とかだと重大事故に繋がるような
不具合を出すわけにはいかないので、
開発段階で色んな耐久テストなどを
行うんですけど、市場に出してみて
初めて分かることというのがあります。

もちろん、販売する前に
全てあぶり出したいんですけど、
そんなことをやってると
いつまで経っても販売に
漕ぎ着けないんですよね。

さらに新しい技術も出てくるので、
その新技術を取り入れるかどうかとか
検討し出すとさらに前に進まなくなります。

CMなどを見ていると分かると思いますが、
車や家電って次々新しいのが出ます。

あれって販売される数年前には
開発がスタートしているので、
新商品が出る頃には、
開発中の商品が同じモデルですら
1~3個ぐらい後ろに控えています。

例えば、プリウスなんかは新型出る時点で、
次とその次のプリウスの開発が進んでいます。

というか、どのような車種であっても
基本的に同じぐらいのペースで開発が進みます。

このような状況なので、
作り込むことを理由に販売開始時期を
遅らせるわけにもいかないわけです。

これはランチェンする理由というよりは、
ランチェンすることを前提としているから
このようなペースでの開発が
成り立っている面があります。

とまあ、車の開発の話を取り上げましたが、
この「ランチェン」の感覚は
どのような分野に対しても当てはまるもので、
かつ取り入れた方がいいものです。

ということを、
割と自分に対して言っています。笑

だいぶ個人的な話になるんですが、

良くも悪くも僕の癖として
「きっちり整えてからやろうとする」
というとこがあって、

「あ、これをやろう」と思ったことでも、
時間をかけすぎて、結局お蔵入りに
してしまってるケースが結構ありました。

雑にやってもいいってことはありませんが、
遅くなればなるほどチャンスのタイミングを
逃してしまうことがありますし、

そもそも時間をかけて整えたところで
それが本当に最適になっているかどうかは別問題です。

ですので、完璧を求めすぎずに
小出しにしつながらクオリティを上げるために、
「ランニングチェンジ」でいこうと思います。

と、自戒を込めた内容でしたが、
BUYMAにも当てはまることなので、
完璧を求めすぎずに「ランチェン」の感覚で
活動して頂ければと思います。

もちろん、フィードバックして質を高めることが
前提なので、やりっ放しはダメです。
(それだと、ただの「ランニング」です)

焦ることはありませんが、
ある程度のスピード感は必要なので、
とりあえずやってみて、
検証しながら質を高めていきましょう。

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