BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

コストパフォーマンスを良くする販売戦略

さて、今日は 9 月 23 日なんですが、
今日を含めて今年も残り 100 日です。

まあ実際には日付を超えているので、
100 日も残っていないですね。

たぶんこのメルマガが届く時点では、
98 日と 20 時間ちょっとです。

パーセントでいうと、残り 27.1% ということなので、
今年も 7 割以上過ぎたってことですね。

だから何だってことはないんですが、
今年ももうそれだけなのかという実感から
ピリッとするかと思って触れて見ました。

さてさて、

昨日は「コスパを上げよう」って話をしましたが、
BUYMA の活動において

「どうなるとコスパが高くなるんでしょうか?」

そして、

「何をすればそのコスパが高い状況を
作り出せるのでしょうか?」

後者の質問は、前者がはっきりしないと
出ない答えですので、まずは、

================
どうなるとコスパが高くなるのか?
================

について考えてみます。

また、コストとパフォーマンスの条件に関して、
人によって重要なものが異なるので
何をもってコスパが高いのか一概には言えないため、
今回は「コストは時間」「パフォーマンスは月利」
として話を進めていきたいと思います。

つまり、短時間で大きな月利になるほど、
コスパは高いということになります。

では、

BUYMAにおいてコスパが高い状態とは
どういう状態なのか、
僕の経験を元に具体的を挙げていきます。

<1、在庫販売>

同じ商品を同じルートで買い付けて
同じお客さんに送るとしても、
在庫販売と無在庫販売では
在庫販売の方が圧倒的に時間を短縮できます。

同じ商品で同じルートで買い付けているので、
そこまで手間としては変わらなさそうなんですが、
全くもって別物です。

在庫を持っている商品に受注があった場合、
その取引は発送して、発送通知をしたら終わりです。

無在庫の場合、受注後にショップにオーダーして、
お客さんに連絡をして、商品を受け取って、
検品してから梱包、発送となるので手間がかかります。

と、ここで冷静に考えてみてほしいのですが、

・ショップにオーダーする
・お客さんに連絡をする
・商品を受け取る
・検品、梱包、発送する

これらの作業は、在庫であっても
無在庫であっても同じです。

だから、実はこの説明だけでは、
コスパが良くなる根拠としては不十分です。

(在庫販売を経験していると
体感レベルで分かると思いますが)

じゃあ、なぜコスパが良くなるのかというと、
「気にする(なる)ことが圧倒的に少ないから」です。

受注前にショップにオーダーをするのか、
受注後にショップにオーダーをするのかの違いなんですが、
受注前にオーダーをする場合、
オーダーさえすればあとは到着を待つだけです。

その間、お客さんに連絡をしたりすることもなければ、
追跡状況を見る必要もありません。

受け取りも焦る必要がなく、
自分の予定に合わせて受け取ることができます。

一方、受注後にオーダーをする場合は、
お客さんに連絡をしたりとか、
配送が遅れていないか追跡を確認したり、
受け取りもできるだけ早くに受け取りたい
という気持ちが出てきます。

些細なことなんですが、
これが地味にコストを増やしてしまいます。

とは言って見ましたが、実は、
取引が 1 件だけであれば大した差はありません。

コスパに大きな差がないということです。

これが 10 件、20 件、あるいはそれ以上になった時に
両者のコスパに大きな差が開くことになります。

数字で表しにくいんですが、
「気になる」ことが多いと処理能力が下がります。

ちょっと前にも話した気がしますが、
見えないところでアプリが起動していて、
動作が遅くなってしまっているイメージです。

リサーチをやっていても、
微妙に取引の進行が気になるので、
集中しきれません。

さらに厄介のなのは、数が増えると、
コストが指数関数的に増えてしまうことです。

比例的ではなく、指数関数的です。

取引 1 件のコストが仮に 100 だった場合、
取引が 2 件になれば普通に考えて 200 なんですが、
実際には 205 とかになってしまう感じです。

さらに取引が 3 件になると、
300 ではなく 310 になり、
取引が 20 件になると、
コストは 2000 ではなく 5000 ぐらいになります。

(イメージを感じ取って下さいね)

こうなってしまうと、
もうリサーチどころではありません。

たぶん、気にすることが増え過ぎて
私生活にも影響が出てくるレベルです。

在庫販売か無在庫販売かだけの差で、
他の条件が全て一緒だとしても、
コストのかかり方は
全く別物になってしまうわけです。

あと、さらに付け加えるなら、
在庫確認の問い合わせがあった時に、
ショップの在庫確認をする必要がなく、
「在庫あります」で終わらせられるので、
問い合わせ時のコストも減ります。

このような背景から、
「在庫販売」はコスパを上げるための
重要な戦略となります。

もちろん、売れ残りなどのリスクがあったり、
キャッシュフローの問題があるので、
全ての取引を在庫販売に切り替えることは
現実的ではないかもしれませんが、
徐々にでも在庫販売で得る利益の割合を
増やしていくことを考えるべきです。

その理由は、昨日まで話していた通り、
リソースが余らせることができて
他のことに投資ができるからです。

ということで、
これが「在庫販売」のメリットでした。

で、

<1、在庫販売>と書いたので、
この続きも書く予定だったんですが、
とりあえず「在庫販売」のメリットを
しっかり認識して頂きたいので、
今日はここまでとします。

リスクを取ることになりますが、
データを取ればちゃんと売れるので、
「在庫を持つ」というワードに
拒否反応を起こさずに、
選択肢の 1 つとして
持っておいて頂きたいと思います。

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