BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

BUYMAの活動を毎日やらないと、稼げるようにならないワケ

「毎日活動する」ということが、結果を出す上で極めて重要だと、メルマガでもお伝えしていますし、先日のセミナーでも話してきました。

 

やはり、毎日欠かさず活動して「積み重ねる」というのは、望む結果を手にするためには極めて重要なことです。

 

そして、「続ける」ことは誰にでもできそうですけど、現実を見た場合に、簡単なことではないと思います。

だからこそ、他者との差を生み出すことができるわけなんですが。

 

ただ、今回は、「毎日続けることが大事」という精神論とかマインドセット的な話ではなく、結果を出すためには、

「毎日続けることが避けては通れない合理的な理由」

について話していこうと思います。

 

コンサル生は、毎日活動をしたことで何が起こったのか?

 

このテーマで話そうと思ったのは、昨日のスカイプコンサルでのやりとりがきっかけなんですが、

コンサル生のMさんは、

「毎日確認したことで、売れなかった理由が分かりました」

と言っていました。

 

まず背景としては、ライバルと取り扱っている商品はほとんど同じで、出品条件もそれぞれ似たような感じなのに、なぜライバルからばかり売れて、自分からは売れないのだろうと疑問を持っていました。

 

価格調整もしているのに、です。

 

この理由が、「毎日確認をしたことで分かった」というのです。

 

で、結論はというと、

「ライバルは、自分が思っているよりかなり短いスパンで価格調整をしていたから」

でした。

 

コンサル生Mさんの”思い込み”による、勘違い

 

Mさんは価格調整をして、

「よし、これでこの商品は自分のが優位だ」

と思っていたそうなんですが、ライバルはすぐさま価格調整をしていたのです。

 

タイミングとしては、価格調整をしたその日のうちには追従されているといった感じです。

 

しかし、Mさんは、まさかそんなにも短いスパンでライバルが価格調整をしているとは夢にも思わなかったみたいで、

「価格調整をしたから、これでしばらくは自分から売れるはず」

と思っていたようです。

 

ライバルが価格調整をしたことで自分にアラートが飛ぶわけではないので、自分が次に確認するまでは、ライバルがいつ価格を変更したのか、知ることができません。

ライバルが当日に価格調整をしていても、ライバルが1週間後に価格調整をしていても、自分が10日後に確認したのであれば、10日の間のどこかで価格を変更した事実しか分からず、具体的にいつかを特定することはできないということです。

 

で、ライバルがいつ価格を変更したのかは、不確かなはずなんですが、自分の感覚で、

「そんなに頻繁に見ていないだろう」

というフィルターで考えてしまったことで、

「当日に価格調整をしている」

という可能性を消してしまっていました。

 

まさか、当日に価格調整をしていたなんて、思いもよらなかったようです。

 

毎日確認したことで、気づけた自分の隙

 

しかし、毎日確認したことによって、「翌日には価格調整されていた」ということに気づき、

「じゃあ、いつライバルは価格調整をしているのか?」

という疑問から、その日のうちに改めて確認して、

「価格変更をして数時間後にはライバルに価格を合わされていた」

という事実を目の当たりにしました。

 

これは、毎日確認をしたことによって気づくことができた、自分の隙です。

 

当然、この隙を埋めていかないと、このライバルも販売している商品に関しては、自分から売れる確率は極めて低くなります。

これが、毎日活動することを避けられない合理的な理由です。

 

BUYMAの活動を毎日することで掴める情報

 

ちなみに、これはほんの一部です。

毎日活動(確認)することでしか掴めない情報は他にもあります。

 

具体的には、


・最近売れたアイテム

・相場

・リアルタイムの需要

・ショップの在庫状況

・ショップの入荷状況


などです。

 

最近売れたアイテムに関しては、毎日確認する理由が分かると思いますが、他に関しても、毎日確認をしていないと、利益につながる生きた情報を掴めません。

 

例えば、「相場」です。

 

商品によっては相場は日々変動するので、昨日まで50,000円で販売されていたものが、翌日には60,000円になることも普通に起こります。

お問い合わせで、お客さんが価格を具体的に記載していたりすればあとからでも遡って、その金額を知ることができますが、基本的には、あとから価格がいくらだったのかを知ることはできません

 

価格が変わってしまっているケースもあれば、出品自体取り下げてしまって全く情報がないということもあります。

 

普通に無在庫で販売するときに関しては、今の相場を基準に価格を設定すればいいので、特に問題はありませんが、「人気商品で在庫を持つべきか、否か?」を検討する場合には、いくらで売れていたのかは極めて重要な情報です。

 

同じ商品なのに、相場が変動する理由

 

そもそもですが、同じ商品なのに、なぜ相場が変わるのでしょうか?

 

それは、原因を考えれば自然なことで、ショッパーは皆、自分から売れて欲しいからです。

お客さんにその商品を手にしてもらうことが、ショッパー活動の目的なのではなく、”自分を通して”お客さんにその商品を手にしてもらいたいわけです。

 

理由はもちろん、利益を得るためです。

 

そして、自分から販売しようと思ったら、基本的には価格が安い方が売れやすいので、ライバルより優位になるように価格を調整している、ということです。

 

しかし、その一方で、価格を高くしたいとも思っています。

買い付け価格が同じなら高く売った方が利益は大きくなるからです。

 

そのような事情があり、同じ商品であっても価格が下がったり、価格を上げたりということが起こります。

まあ、ごくごく当たり前のことを文章にしているだけですが。

 

買い付け先の在庫状況によっても、価格は変動する

 

また、今解説した価格変動の理由は、ショッパーの意向によるものですが、ショッパーの意向ではなく、やむを得ず価格を変えることもあります。

 

それは、買い付け費用が高くなってしまった場合です。(広義に捉えればショッパーの意向ですが)

いくら売りたいとはいっても、それは利益が出る範囲内の話ですので、買い付け必要が上がってしまったら、販売価格も上げざるを得ません。

 

なので、ショップの在庫状況も、BUYMAの販売価格に影響をします

 

あとは、需要も影響します。

 

同じ商品であっても、価格が一定ではないというのは、このような理由があるからです。

 

商品の相場を知る必要がある理由

 

例えば、販売履歴を見たときに、1ヶ月に10個とか売れていて、今現在BUYMAで10万円で販売されている商品があったとしましょう。(数字はテキトーなので、基準ではありません)

これが、8万円で買い付け可能で、利益をざっくり計算をすると1万円の利益が見込めたとします。

 

としたときに、この商品は果たして「買い」なのでしょうか?

 

私の答えは、「分からない」です。

 

というのも、いくらで売れていたか分からないからです。(話の流れでヒントだらけでしたが笑)

 

BUYMAでいくらで売れていたのかは、後から知ることはできない

 

実は、販売履歴に載っている取引は、8万円で販売されていたかもしれません。

とすると、もしかしたら、10万円では売れないかもしれないですし、少し時期が経てば、8万円で出品してくるライバルが再び現れるかもしれません。(再びかどうか、知る由もないですが)

もし、そのような状況だったとしたら、その商品を8万円で在庫とするのは、リスクが高い可能性も考えられます。

 

逆に、一時的に10万円に下がっているだけで、それまでは12万円でも取引されていた(しかもすぐ売れていた)、という可能性もあります。

その場合は、もちろん「買い」ということになります。

 

現地定価から考えたりもするので、この情報だけで判断することはできませんが、「相場」を知っているかどうかは、このように影響をしてきます。

 

そして、その相場は、後から把握することはできませんので、経過を確認していないと分かりません。

 

この情報を掴むのに、「毎日」であるかどうかは商品によりますが、たくさんの商品の相場を知っている人は、毎日のように確認をしている人になります。

 

 

ここまで「相場」の話を進めてきましたが、「リアルタイムの需要」や「ショップの在庫状況、入荷状況」に関しても同じことが言えます。

 

 

毎日活動することで、ショップの入荷状況を知ることができる

 

他にも、「この商品はいつショップに入荷したのか?」という情報も、毎日活動していないと掴めない重要な情報です。

 

単純に、ショップに商品があるとかないとか、そういった次元の話ではありません。

 

「いつ入荷をして、いつ売り切れたのか?」という、タイムリーな情報です。

 

状況としては、目当ての商品があって、そのショップで買い付けると優位性が高い(安い)ことが前提ですが、

普段からショップを見ていなければ、そのショップに入荷したことにも、売り切れたことにも気づくことはできません。

 

せめて気づくことができれば、

「じゃあ次に入荷する時には買えないか?」

もしくは、

「じゃあ次に入荷した時に、すぐに商品ページに反映させられないか?」

という次に活かす発想につなげることができます。

 

しかし、気づくことすらなければ、知らないところで入荷して、知らないうちに売り切れていき、知っているライバルだけが悠々と販売することになります

ショップを見ていたら目当ての商品が入荷するというものでもないですが、ショップを見ていなければ、その事実を知ることなく通り過ぎていきます

 

仮に、目当ての商品でなくても、ショップの「New arrival」とか見ていれば、少なくとも、商品が追加されていく事実だけは、知ることができます。

 

コンサルをしていたり、メールで質問をもらったりした時に、何度か感じたことがあるのですが、

BUYMAやBUYMAを取り巻く環境は、「ダイナミック(動的)」なものである

という認識が薄いように感じます。

 

「常に状況は変化している」ということです。

 

BUYMAはダイナミック(動的)なものである

 

状況は常に変化しているので、その変化に合わせて行動をしていかなければ、結果が出る状況作りもすることはできません

 

大事なことは、タイムリーに状況を把握して、タイムリーに策を講じることです。

 

ある瞬間に、何か策を講じて、「はい、あとは結果待ち」なんていうことは、基本的にはあり得ないわけです。

1日だけ10時間活動して9日休んでも、毎日1時間10日間活動しても、トータルは”同じ10時間”ですが、結果が望めるのは、毎日1時間を10日続ける方です。(10日で結果が出るって話ではないです)

 

把握しているショップを全て洗いざらい毎日確認をするとか、出品している商品を全て毎日状況を確認するという話ではないですが、

毎日活動することで分かってくること、毎日活動することでしか分からないことがあります。

 

すぐに目に見えるような結果には表れることばかりではありませんが、確実に差が生まれるところですので、やったりやらなかったりではなく、「毎日継続して活動」をしていきましょう

 

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