BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

【第6回】どのようなスタイルを理想とするのか?

前回は僕の息の詰まる過去の話を引き合いに出して
明確に決めておくべきことをお伝えしました。

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自分がどのような形で利益がいくら欲しいか?
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ここを明確に決めておかないと、
単純に利益額だけを追いかける泥沼にハマってしまって、
抜け出すのが困難になります。

僕にとって薄利多売でやっていた頃は、
月利10万円稼げていたとはいえ、暗黒のBUYMA活動期以外の何ものでもないです。

下手したらバイトよりも効率が悪いかもしれません。

とは言え、
この経験をしておいてほんとに良かったなって思います。

「二度とやりたくない」と刻み込めたので。笑

“実際に体験する”って、
他の何事にも代えがたいものだと心底思います。

あの時の経験があるから、前回お伝えしたような、

・1日に2~3時間の活動時間
・利益は月に30万円~50万円
・できる限り人は雇わない
(・継続可能である)

というビジネスを構築したいと強く思うようになった気がします。

で、今日はもう少しこの目標を掘り下げて、
より”具体的に”していった過程を紹介します。

もう少しターゲットを絞って、まずは、
「1日に2時間、一人で活動して、月利30万円稼ぐ」
とした時に、どうすればいいか?

ということを考えていきました。

そして、BUYMAで時間と利益を考える時に指標となるのは、下の3項目です。

・取引件数
・利益単価
・出品件数

「1ヶ月の利益」は、
「1ヶ月の取引件数」×「1ヶ月の平均利益単価」となります。

そして、取引1件に対して、
お客さんへの対応、買い付け、受け取り、検品、発送という作業があるので、
取引件数が多ければ多いほど、時間と手間が掛かるということになります。

また、出品件数も効率を計る上で極めて重要なバロメーターになります。

単純に出品する作業自体は慣れればものの数分でできますが、
出品した商品を出しっ放しにしてしまうと売れる確率が低くなる為、
価格調整など必要に応じて管理をしていく必要があります。

ですので、効率的に利益をあげることを考えた場合、
出品件数も抑える必要があります。

つまり、より効率的に稼ごうと思ったら、
取引件数と出品件数を少なくして利益単価を上げる必要があります。
(何てことはない、ごくごく普通の話ですが)

例えば、利益30万円を具現化する形は、
以下のようなパターンがあるわけです。
(分かりやすくする為に出品件数は一旦除外します)

・利益単価が1,000円なら、300件
・利益単価が5,000円なら、60件
・利益単価が10,000円なら、30件
・利益単価が30,000円なら、10件
・利益単価が300,000円なら、1件

単純に30万円を稼ぐというのであれば、
どれで実現したっていいんですが、

僕は自分自身の経験から、
1ヶ月に100件を超える取引を1人で捌くには負担が大きいことは分かっていましたし、
逆に1日に2件程度あれば、十分対応可能だと感じていました。

一方で、当時は1件あたりの利益額が10,000円を超える商品を
取り扱うことができていませんでした。
(むしろ利益単価5,000円もできていなかったです)

それらを踏まえて、
1件あたりの利益を5,000円出して60件売ることはできないか?

という具合に、目標を実現させる具体的な構想をイメージしていった感じです。

そして、BUYMAをやる上で避けては通れない
リサーチをしていくわけですが、
ここであっさりと躓(つまず)きます。笑

BUYMAをやるとほぼ間違いなくリサーチで躓くんですが、
リサーチの話は次回以降にするとして、
このリサーチとは何かを端的にいうと、

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売れる見込みのある商品を見つけて、
利益を乗せて販売(仕入れ)できる状況を作るということです。
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基本的にこのリサーチを行って、
利益を見込める商品を見つけた上でBUYMAのサイト上に出品をすることになります。

で、このリサーチで躓くとは、
売れそうな商品は見つけることができたけど、
BUYMAで取引されている相場の価格から手数料と乗せたい利益を
差し引いた金額では仕入れができない。

これならもっとマシな方で、
売値より仕入れ値の方が余裕で高い。泣

ということが往々にしてよく起こります。

さっきも少し触れましたが、
例外なく僕も当てはまりました。

というよりむしろ、
何度つまずいて、何度薄利多売スタイルに逃げ帰ったことか。。。
というレベルです。

しかし、何度も書いていますが、

・1日に2~3時間の活動時間
・利益は月に30万円~50万円
・できる限り人は雇わない
(・継続可能である)

僕が目指すBUYMAの活動スタイルはこの形です。

この活動スタイルを確立するためには、
絶対にリサーチの壁を越える必要があったので、
一時的に利益は落ちることは分かっていましたが、
薄利多売の出品を完全に断って、リサーチに打ち込みました。

結果どうなったかというと、
利益単価が月平均で大体10,000~15,000円ぐらいで、
取引件数は20~40件といった感じです。

出品件数も一ヶ月に10件程度で、
トータルの活動時間は1日に2~3時間程度です。

単純に利益額を追っていたり、
一時的に受注がなくなり利益が下がることを恐れていたら、
このような結果は得られていないと思います。

結論、何が言いたいかというと、

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(1)目標が本当に自分の実現したいものになっているか?
(2)目標を実現するのに、今の行動は適切か?
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この2つです。

これはBUYMAに限った話ではないと思いますが、
この2つはしつこいぐらい確認していないと簡単に道を外れていきます。

例えば(1)ですが、
時間軸を考慮せずに利益額だけを目標にすると、
バイトよりも効率の悪いスタイルになってしまう可能性があります。

本当にそのような稼ぎ方を望んでいますか?
ということです。

また、(2)に関しても要注意です。

(1)の目標は正しく設定されていたにも関わらず、
目先の利益や安心感に目がくらんでしまってはいつまで経っても目標に近づけません。

今日本にいて、ハワイに行きたいと思っているのに、
車に乗り続けていては、一生辿り着かないわけです。

当たり前のように聞こえると思いますが、
こういうことが頻繁に起こっています。

ですので、これからBUYMAを始める方も、
既にBUYMAに取り組まれている方も、
この2点について常に客観的に考えてみて欲しいと思います。

では、次回はBUYMAの肝となるリサーチについて、
お伝えしたいと思います。

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