常日ごろから「謙虚」でありたいと思っていますが、人間知らず識らずのうちに驕ってしまいます。
その自戒を込めて「驕らないためにどうするか?」というテーマで書き記しておこうと思いました。
人間は驕ってしまう生き物である
そもそもですが、人間は驕ってしまう生き物です。
「自分は驕らない」なんていうのは、それ自体がすでに驕っています。
慢心以外の何者でもありません。
そして、
「自分は分かってる」って思った瞬間に成長って止まります。
しかも、残念なことに「自分は分かってる」って頻繁に思ってしまいます。
人から指摘された時もそうですし、何か本を読んでいても、ネットの記事を見ていてもそうです。
驕(おご)らないように気を付けていても、いつのまにか驕っている。
気付かないうちに。
まずは、「意識しなければ人間は驕ってしまう生き物である」という認識を持つことが、驕りを防ぐ最初の一歩です。
驕らないためには、どうしたらいいのか?
人間って誰しもこういう部分があると思います。
なので、自分は驕るということを前提に自分という人間と付き合った方が賢明です。
としたときに、
「驕らないようにする」
よりも、
「自分は必ず驕る。だからーーーする」
というのが驕らない秘訣かと。
繰り返しになりますが、自分は驕らないと思った時点でそれはすでに驕ってます。
何千年も昔から「無知の知」とか、「知らざるを知らずと為す是知るなり」とか言われてるわけなんで、そもそも驕らなくするってのは無理な話なんだと思います。
何でもかんでも闇雲に、「自分は分かってないんだ」って思う必要はありませんが、大きすぎず小さすぎず等身大の自分を見れるって大事なことですね。
で、話を戻しますが、自分が驕るものだと理解をしておけば、驕ることを見越して対策を打つことができます。
自分が驕ってしまうことを見越す、というのも何か嫌な話ですが、驕らないように気をつけていても驕ってしまうので、そうするしかありません。
驕った時に、謙虚に立ちもどれるように、驕っていない時点で対策をしておく。
(驕ってしまったら、その時には対策できないですからね)
具体的な対策としては、「自分が驕っていないか?」と立ち止まって振り返らせてくれる人にあったりとか、本を読んだりとか、定期的にできるようにしておくのがいいですね。
個人的におすすめなのは「7つの習慣」
私が、「ハッ」とはなるのは、7つの習慣の最初の方にある「人格主義の回復」を読んだときです。
この部分を読むと、「自分は驕っていたな」と気づかされ、地に足がつきます。
人それぞれ「ハッ」となるポイントがあると思いますので、そういったポイントを把握できていると対策ができますね。
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