今日は大阪で講座を受ける為に、
新幹線で移動しています。
最初は富士山がいい感じに見えると思ったのに、
近づいたらこれでした。
一体いつになったらタイミングが合うのか。
(どんだけ富士山が見たいんだ)
って思ってたらこうなりました。
てっぺんの部分に雲がかかっていて
完全に見えたってわけでもないですけど、
さっきの雲隠れに比べると
かなりはっきり見えています。
分からないものだな、と。
たった数分と見る角度が少し違うだけなのに。
これを見て思ったのは、
瞬間的な結果や一側面だけで
物事を判断すると簡単に見誤る
ってことです。
ついつい目の前に現れている
結果だけで判断してしまいがちです。
例えば、BUYMAの結果もそうで、
本当はリサーチとか出品といった
作業をちゃんとできているのに、
同じ商品を出品しているライバルから
たまたま売れた結果だけを見て、
「上手くいっていない」
と落ち込んでしまったり。
なぜライバルから売れたのか
可能な限り検証はした方がいいですが、
リサーチした商品が売れたということは
人気商品のリサーチ自体は
上手くいっているわけです。
この時の課題は、
「ライバルではなくていかに自分の商品を
選んでもらえるか」だけなのに、
「売れない=全て上手くいっていない」
といった勘違いをしてしまいます。
その勘違いで一喜一憂して、
活動の手が止まり、
次の受注のチャンスを逃す…
というような悪循環になることも
珍しくありません。
気持ちは分からなくもないですが、
やるべきことは一喜一憂することではなく、
何をすべきか見極めて
やるべきことをやるだけです。
望む結果が出ないからといって
いちいち一喜一憂をしていると
望む結果にたどり着けません。
さっきの富士山でいうと、
「あー雲がかかって今日は見えそうにないな」
って判断して、アイマスクをつけて寝出したら、
(アイマスクは持ってないですけど)
その後の富士山は見れないわけです。
しかも、見れないだけならいいんですが、
「見えていた事実にも気づかない」
というところが落とし穴です。
むしろ、「見ていない」だけなのに、
「その日は見えなかった」と、
ミスジャッジをしてしまう
可能性すら孕んでいるわけです。
ここ、すごく大事なところなので
繰り返しますが、
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本当は見るという行為自体していないから、
”実際に見えていたかどうか分からない”のに、
その直前で見えなかった事実を引っ張り出して
「その日は見えなかった」という
事実にしてしまい、見えていた事実に
気づくことなく過ぎ去っていく。
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ということが起こります。
これって本当に怖い話です。
新幹線から富士山を見るっていう
どーでもいいっちゃどうでもいい話と
同じにするな!って思うかもしれませんが、
抽象化すればことは同じです。
結果を瞬間的にだけ見て
いちいち一喜一憂していると
本来やるべきことができず、
簡単にチャンスを取りこぼします。
大事なことは、いつ何時も
常にチャンスに備えておくことです。
人間なので、結果に対して
1ミリもブレずに感情も揺れない
というのはかなり難しいですが、
ブレを最小限に抑えることはできます。
というか、抑えることをしないと
いつまでもチャンスを掴むことはできません。
結果を検証することは大事ですが、
結果に一喜一憂せず、
やるべきことをやり続けましょう。
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