「リサーチがめちゃめちゃ嫌い」→「リサーチが楽しくなってきた」
という変化があったコンサル生の話をしましたが、
「リサーチが嫌い」という部分に共感されたのか、配信後に何名かの方から返信をいただきました。
目次
リサーチが好きでなくても、リサーチしたくなる人はいる
まあ、「三度の飯よりリサーチが好き」って人は稀有な存在なんじゃないかと思います。
しかし、リサーチが好きではなくても、「今はご飯を食べるよりリサーチしていたい」であれば、そこそこいるような気がします。
やり始めたらノッてきて、止まらなくなった経験がある人もいるんじゃないでしょうか?
リサーチをしていたら買い付け先が次々見つかったりとか、この商品をリサーチしたい、こっちの商品もリサーチしたいという感じで、
リサーチすべき商品が順番待ちになっている状態だったりすると、リサーチに対して前のめりになります。
こういう状態に入れると、「リサーチをやろうかどうしようか…」というような立ち止まっている”ムダな時間”がありません。
なので、自ずと結果を出やすくなります。
リサーチをした先のリターンがイメージできているので、リサーチに集中できるというわけです。
上手くいった経験がないと、リサーチはやりたくならないのか?
しかし、このロジックでいうと、「リサーチをした先のリターンのイメージ」が、リサーチを前のめりにできる状況を作り出していることになります。
とすると、イメージができなければ、リサーチに集中することができないことになってしまいます。
これではマズいわけです。
結果を得られていないなら、リサーチをした先のリターンに良いイメージなんて持てるわけないからです。
リサーチがなかなか上手くいかず、上手くいかない感触の方が多ければ、リサーチに苦手意識を感じ、前のめりになってリサーチにのめり込むなんて、到底無理な話です。
そんな状況で、「リサーチしても上手くいかないもんな…」って感じでリサーチをし始めるから、買い付け先も思うように見つからなかったりと、「リサーチが上手くいかない」という事実をどんどん強化していってしまいます。
そして、さらに苦手になる(苦手に感じる)という悪循環に陥ります。
「リサーチは上手くいかない」という悪循環を断ち切るには?
その悪循環を断ち切るためには、どうしたらいいのか?
その答えは、
「とりあえず上手くいくかどうかは、考えない」
ことです。
上手くいくかどうかは、考えずにリサーチする
それまで上手くいっていないのだとしたら、考えたところで「上手くいかない」という結論しか出てこないので、考えたところで凹んで終わりです。
そんなの全く建設的ではありません。
というか、そもそも、ある程度腰を据えてじっくりやらないと上手くいかないのは当然です。
だから、上手くいくかどうかは、考えないようにします。
「考えないように」と思うと、余計に考えてしまう
とはいっても、「考えないようにしない」というのも、結構難しいですよね。
考えないようにと思うと、余計に考えてしまうのが人間です。
意識した時点で、もう考え始めていますから。
なので、考えないようにするのではなく、”別のこと”に気を向けて、意識させないようにします。
意識を別のことに向ける方法は、「とりあえず手を動かす」です。
考えてしまうのは、手が止まっているからです。
人間は一度に2つ以上のことは考えられないので、パソコンの前に向かって手を動かしていれば「上手くいくかどうか」なんて考えなくなります。
とりあえず手を動かしてリサーチをし始めれば、次第にノッてきます。
手を動かさずにノった状態に入ろうとしていても一向にノれる状態は訪れません。
リサーチをするときの「姿勢」を変える
また、パソコンに向かう時も、マウスを使う右手だけ動かして左手は脚の上というのではなく、左手はキーボードに持っていきます。
ノートパソコンであれば、両手ともキーボードのところに持っていきます。
マウスやトラックパッドだけで操作して、左手を脚の上に置いているような姿勢をイメージしてもらうと分かると思いますが、おそらく前のめりにはなりません。
どちらかというと、背もたれに寄りかかっているはずです。
「姿勢」という言葉がありますが、単に体の「姿勢」のことだけではなく、「態度」に対しても使う言葉です。
これはよくできた表現だと思いますが、体の姿勢が後ろに重心があると、態度の姿勢も後ろよりになります。
逆に、体がまっすぐからやや前のめりぐらいになっていると、自然と態度もそうなります。
なので、体の姿勢も大事です。
手を動かし始めるから、集中し始める
少し話が逸れてしまいましたが、やり始めるから、集中できます。
これはリサーチに限った話ではなくて、いろんなことに当てはまります。
例えば、商品の詳細を知りたくて、ショップにメールを送るという場面があるかと思います。
そこでメールの文面を考えるわけですが、めんどくさくてこれがなかなか進みません。
そういう時も、とりあえず書き始めます。
「Dear Customer Support」とか、なんでもいいから書き始めてしまうわけです。
それを書き始めないまま、「メールしないとなー」って思っていると、いつまで経ってもメールを送る気になりません。
メールを送ろうと思うから、メールが書けるのではなくて、
メールを書き始めるから、メールを送ろうと思えてくるわけです。
なので、とりあえず手を動かす。
リサーチに集中するには、買い付け先リサーチの時間を増やす
リサーチに話を戻しますが、できるだけ売れた方がいいからと、BUYMAで商品を探しすぎるのではなく、商品リサーチの条件を満たせば、買い付け先リサーチに移った方がいいです。
商品の売れ行きにこだわりすぎると、買い付け先リサーチをする商品の候補が出過ぎてしまって、逆に決められなくなってしまいます。
しかも、買い付け先リサーチをしたからといって、必ずしもライバルに勝てるとは限りません。
なので、条件をクリアしていれば、買い付け先リサーチをし始めます。
もちろん、その商品を出品している他のライバルや相場は確認した上でです。
テキトーに商品をピックアップして、なんでもかんでも買い付け先リサーチすればよいものでもありません。
あとは、ひたすら手を動かす
条件を満たす商品をピックアップしたら、あとはひたすら手を動かします。
終始、何も考えずにただ単純作業だけをしていればいいこととは異なるので、その点は誤解をしてほしくないのですが、
(ライバルやBUYMAの需要を一切無視した闇雲な大量出品とか)
迷って手が動かない状態で成果を得られるようにはなりませんので、「まずは手を動かす」ということを意識してみてください。
自分をノせるきっかけは、外的要因ではなく、自分で作っていきましょう。
自分は、自分でコントロールすることが、上手くいくための秘訣です。
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