BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

BUYMA-1日かけてがっつりコンサルして行き着いた打開策とは?

ヤマト運輸の配達時間指定などの
サービスが一部変更になりますね。
http://news.livedoor.com/article/detail/12808415/

以前、このメルマガでも触れましたが、
その原因の中心にあるのはAmazonの荷物。
(もちろん全てではありませんが)

ヤマト運輸が扱うアマゾンの荷物の個数は
年間約2.5億個の荷物があるようで、
(この数字は公式のものではありません)
ヤマト運輸にとって超優良顧客かと思いきや、
実際のところは悩みの種です。

その理由は、
「Amazonが支払う運賃が安い」
ところにあります。

荷物は最終的にドライバーが
一個一個届けることになる為、
どうしても人手がかかります。

企業努力による改善の余地が
全くないということはないと思いますが、
それでも最後の渡すところは
どうしても人手がかかるわけなので
荷物が増えれば、配達員も増やすしかありません。

でも、利益が少ないから、
人手を増やそうにも増やせない。

そして、現場の人の負担が増える。

人が辞める。

人手不足。

・・・

まさに悪循環です。

全ての元凶とはまでは言いませんが、
「薄利」というのは確実に悪循環の
一旦を担っていますね。

まるで、どこかで聞いたような話ですが。笑

安いに越したことはありませんが、
サービス利用者はある一定の負担を
受け入れた方がいいと個人的には思っています。

「お金は払いたくない。
でもサービスの質は維持しろ」

というのはあまりにも虫が良すぎるので。

Amazon、ヤマト運輸、ユーザーの三者が
いずれも泣きをみないバランスに
なってくれるといいですね。

とりあえずユーザーとしてできることは、
「荷物を受け取る」ってことだと思います。
(特に時間指定の場合)

さて、

今日は対面コンサルでした。

コンサル生のTさんとだったんですが、
最近リサーチに行き詰まっていたので、
いつもの倍以上の時間をかけて
じっくりリサーチをやりました。

休憩も挟みながらですが5時間ぐらい。

Tさんは基本的なリサーチスキル自体は
身についてきていたので、
利益単価を上げるためにより高価格帯の
商品に移行をしようとしたところ、
ライバルに勝てる商品が思うように
見つけられないという状況に陥ってました。

やはり、利益単価を上げたいのは
ライバルも同じですし、単価が高い商品を
扱うショッパーの中にはショップから
優待を受けているであろうと思われる
ショッパーもいたりして、
同じようにリサーチを進めていても
一筋縄にはいかないことは事実としてあります。

そこでどうしたかというと、
まずは”基本”に立ち返りました。

具体的には、
「商品を一つ一つ丁寧に調べた」
ということをしました。

特に、
「ライバルがなぜその価格で出品できているのか?」
ということにも注視しました。

リサーチを重ねていくうちに
情報が蓄積されていくので、
どうしても”傾向”だけで
判断してしまいやすくなります。

これは悪いことではなくて、
ある程度の経験則を持ってリサーチすることで
不要な(勝てない)戦いを避けられたり、

一つ一つ丁寧にショップを見なくても、
ライバルが使っているショップの
検討がつくようになったりするので、

時間短縮にも繋がりますし、
効率的に活動する上では重要な力だとも言えます。

しかし、

”傾向”だけで見てしまうと
ライバルが出品している商品を
一つ一つ細かく見ることなく、

「ライバルには勝てない」

とジャッジを下してしまいます。

この状態に陥ると
「ライバルがどういう工夫をしているのか」
にたどり着くことができません。

真似できるかどうかはさておき、
「ライバルが何をやっているのか?」
を想像するのは非常に大事なことです。

当然、真似できることは真似をします。

真似ができないことなのであれば、
別の方法を考えるか、
別の商品に行くか、です。

「仕入れ価格を安くする」方法に
直接たどり着くことができなくても、

「ライバルが何をやっているか推測する」

「自分も真似する方法を考える」

「仕入れ価格を安くする」

という具合に迂回すれば、たどり着けたりします。

だから、ライバルが何をやっているか
推測することが重要なわけです。

ただ、当然リサーチをしていれば
ライバルが何をやっているか分からなかったり、
仕入れ先が分からないこともあります。

その時は、次にいきます。

今日のコンサル中にTさんの口から、
「その切り替えの早さは潔いですね!」
って言葉が出てきました。

ライバルの商品を結構がっつり
調べていたところに、僕が、

「仕方ないですね。
じゃあ次の商品に行きましょうか」

とさらっと言ったので、
思わずに口に出たんだと思います。

もちろん調べ切って、
ライバルがどうやっているのかも
試行錯誤した上での話です。

それでも分からなければ、次です。

一週間ぐらい前のメルマガで
「サンクコスト」について話しましたが、
その話と正に同じで、その商品に時間と労力を
費やしたからといって、不用意に深追いすれば
さらに時間を失ってしまうことになります。

やり切って見つからなければ
次の商品に行った方が得策です。

どこを”やり切った”ラインとして
線引きするのかは難しいところではありますが、
一つの切り口になるのは、”現地向けの定価”です。

なぜ”現地向けの定価”が線引きする
判断基準になるかというと・・・

と、その理由を書こうかと思いましたが、
また日を改めて書きます!笑

まずは「商品一つ一つ丁寧にリサーチする」ことを
念頭に置いてみて下さいね!

 

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