BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

番組製作した人に背景を聞いたら、全く別物になった番組

昨晩はウィンブルドンの男子シングルス決勝が
やっていたので観ていたんですが、
赤土のナダルの次は芝のフェデラーが圧巻でした。

初戦から1セットも落とすことなく優勝って。

チリッチの調子が万全ではなかったとはいえ、
フェデラーのショットがキレッキレで
全く付け入る隙がなかったです。

これで36歳目前っていうんだから、
ほんと目の上のたんこぶでしょうね。笑

にしてもカッコよかった。

さて、昨日紹介した動画は見て頂けましたか?

今日の内容は動画を見ていないと
ほとんど意味がないので
まだ見ていなければ見て下さいね。

なぜこの動画を久しぶりに見ようかと思ったかというと、
最近、たまたまこの番組を製作した人に
会う機会があったからです。

正確には、「教科書にのせたい!」を製作したわけではなく、
元ネタとなった福岡の番組の製作に携わっていた方です。

で、あのYouTubeを見てどういう印象でしたか?

僕が初めて見たときは、

「やっぱり強制的にやらされてついた力より
自主的に考えて身についた力の方が勝るよなー。
強制力が働かなくなった時に
自分で考えて行動できないのも問題だし。
やっぱり自主性を育むことが大事だな。」

といった感覚になりました。

でも、製作された方から
それぞれの高校の背景を聞くと
それまでの印象とは変わりました。

というのも、
”選手の実力がそもそも違う”という点が
ほとんど議論されていないからです。
(そこを考慮し出すと
番組として成り立たなくなりますからね)

東福岡は私立高校で県外からも選手が
集まってくる(集めてくる?)のに対し、
筑紫は公立高校で学区内からしか入学できません。

しかも進学校で誰でも入れる訳ではないようです。

その前提条件を聞いた上で動画を見ると
確かにその部分にも少しは触れられていましたが、
あくまでもスポットライトが
当てられていたのは教育方針の話で、
選手の元々の自力については深く触れていません。

こういった前提条件が違うのであれば、
「そもそも教育方法の議論が正しくできるのか?」
という疑問が生まれます。

番組のコーナー自体は、
「あなたは何を感じましたか?」
という感じで締めくくられていて
どっちが正しいとは言い切っていないものの、
勝敗や編集のされ方から「自主性」よりに
舵が切られているように感じます。
(時代の流れもありますしね)

また、東福岡の指導者は
テレビに出ていた監督の他にも
コーチがいたりとか、
設備(資金)の違いであるとか、
監督の指導方針の違い以外にも
まあ色々違いはあるわけです。

って聞くと同じ動画でも見え方が変わりませんか?

今回、この動画で感じて頂きたかったのは、
「背景によって見え方が変わる」という点です。

これを感じたからといって、
BUYMAの活動に今すぐ何かが活きるということは
今特に思い浮かばないのでアレなんですが…汗

少なくとも、表面的なものだけで物事を
判断すると本質を見誤る可能性があることは
認識して頂けるのではないかと思います。

良くも悪くも”人は見たいものしか見ない”ですしね。

表面的なものだけでなく、背景を想像したり、
自分が見落としている点を意識して物事を見てみて下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です