BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

質の高い情報を手に入れたかったら、言葉の定義を鮮明にする

今日は「質の高い情報を得る方法」
お伝えしたいと思います。

インターネットの発展により
「情報」というものが世の中に
溢れかえりまくっているわけですが、
一口に情報と言っても、
役に立つ質の良い情報もあれば、
信ぴょう性のかけらもない残念な情報もあります。

で、今日の話は、

「その溢れかえる情報の中から
質の良し悪しを見極めましょう」

ということではありません。

見極めるというのは、
いわゆる「取捨選択」のことを指していて、
それも凄まじく重要なんですが、
今日は取捨選択とは異なります。

本当は取捨選択の精度にも影響するんですが、
取捨選択の範囲にとどまらない、
と表現したほうが正しいです。

どちらかというと、

「選んだ情報の質をより高める」

というニュアンスが強いです。

あまり前振りが長くてもと思うので
話の本筋に入っていきますが、
質の高い情報を得る方法は、
「情報を”正確に”解釈する力を持つ」ことです。

もう少し話を核心に近づけます。

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相手(発信者)の言葉の定義に注意する
===============

さらに、

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相手がその言葉で何をイメージしているかを知る
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これがものすごく大事です。

「大事です」とか言いながら、
昨日のメルマガで全くできていなかったことを
露呈してしまったんですが。

どの場面で露呈していたかというと、
「トリッキー」という言葉です。

(「トリッキー」という言葉の定義というか、
バウンサーに対する認識が違ったわけですが)

昨日のメルマガを読んで頂けているか
分からないので、要所だけいうと、

出産祝いにバウンサーを
プレゼントしようとしていて
エスノさんに探りを入れたところ、
「トリッキーなものは買っていない」
という言葉を聞いて、僕がバウンサーは
買っていないと思った、という話です。

で、結局バウンサーは購入済みで、
微妙な空気になったわけです。笑

その言葉の定義とか、
何をイメージするかを知るという話からは
少しニュアンスが違うのですが、
同じ言葉(モノ)に対しても
人によって思い描くものは異なる
良い例だと思います。

同じ言葉を聞いて、
寸分違わず全く同じもの(概念)を
イメージするなんてことはあり得ません。

10 人いれば、差はあれど必ず 10 通りの
異なるものをイメージします。

「りんご」という言葉を聞いて、
赤いりんごを連想する人もいれば、
青いりんごを連想する人もいるでしょうし、
カットされたりんごかもしれないですし、
木になっているりんごかもしれないですし、
メーカーの Apple をイメージするかもしれません。

同じ赤いりんごであっても、
びみょーに違うわけです。

しかし、

人間は、相手は自分と同じものを
連想していると錯覚をしています。

なのに

「相手の言ったことを 100% 理解できた」

「自分の伝えたいことが相手に 100% 伝わっている」

と、勘違いをしてしまいます。

この点は、情報発信をしている身として
ほんと気をつけないといけない部分なんですが、
これは発信者だけで何とかできる問題ではなく、
両者の歩みに寄りによって
解釈の齟齬(そご)が軽減されます。

例えば、BUYMA の話でいうと、
「人気商品」と言ってもいろんな解釈ができます。

・月に 10 個以上売れている商品
・月に 1 個以上売れている商品
・ほしいもの登録が 10 以上ついている商品
・ブランド x カテゴリの人気順で 40 位以内の商品
・なんとなく人気がありそうな商品
etc

これは適当ですけど、
「人気商品」と聞いて思い描くものは
人それぞれ違うわけです。

当然ですが、発信する側と受信する側で
言葉に対する定義が違ったら話はどんどん拗れていきます。

ですので、同じ言葉であっても
人によって解釈が違うことを前提にして
情報に触れることが大事です。

さっきも言いましたが、
相手の意図したことと、自分の解釈が
寸分違わず 100% 一致することなんてあり得ません。

だからといって、

違っていることを気にも留めないのか、

仕方ないと諦めるのか、

違うなりにも相手が何を言わんと
しているのかを理解しようとするのでは、

全く違う結果が訪れます。

そもそも、自分が使っている言葉は
ちゃんと定義できていますでしょうか?

「定義ができる」というのは、
その言葉を使わずにその言葉の意味を
説明できることだと思って下さい。

「人気商品って何を指してますか?」

と聞かれて、

「人気商品は人気がある商品ですよ」

ではだめなわけです。

どういう定義で使っているのかが雑になっていると、
見ている世界も全て雑になってしまいます。

言葉の定義を曖昧にしないということは、
世界をより鮮明に見ることにつながります。

そして、相手の言葉の定義を知るということは、
相手の見ている世界を知ることでもあります

特に、人は言語を基に思考をするので、
相手の言葉を知れば、相手がどのように
思考しているかが分かるようになります。

だから、言葉の定義が非常に重要なわけです。

相手がその言葉をどういう意味で
使っていることが分かれば、
相手が何を言わんとするか
理解できるようになるので、
情報の質が高められる、という話でした。

これは習慣の問題ですので、
自分の使う言葉の定義や
相手が使う言葉の定義、
その言葉で何をイメージしているのか
日常から気にして情報に触れるようにして下さい。

 

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