BUYMAの奴隷になっているショッパーがしている勘違いとは?

出品画像の差し替え機能が追加されて、もっとも気をつけるべきこと

画像の差し替えについて連日話してますが、
とりあえず今回で最後(の予定)です。笑

今回のシステム変更をネタに
いろんな切り口で話しましたが、
今日の内容が一番重要です。

なぜならば、
リサーチの精度に関わる話だからです。

前々回、「商品の入れ替えができる」と言いました。

タイトル、ブランド、カテゴリは
出品してから変更ができないので
あくまでもその範疇には止まりますが、
タイトル、ブランド、カテゴリの整合性があれば
商品自体を変えて出品できてしまいます。

別の商品を出品するなら
新規に出品すればいいじゃないかって話ですが、
新規で出品せずにわざわざそんなことをする理由は
「人気順が上がった商品ページを使いたい」からです。
(前々回に話した”棚”の話ですね)

BUYMAを見ていると、人気順が上位だと
売れやすい傾向にあることが分かります。

もちろん、人気順が上位であれば確実に売れる
というものではなく、あくまでも傾向の話です。

しかし、この傾向は無視できないレベルです。

(人気順だけが原因だと言い切れませんが、)
価格が10%以上(数万円)安いライバルがいたのに
人気順が上位にあったことが影響して
自分から売れたというケースは何度もあります。

もちろん逆もあって、
自分の方が価格、到着日数、評価、実績、etc
あらゆる点において優位という状況なのに
同じ商品がライバルから売れていて
原因を探ると人気順ぐらいしか
考えられないというケースも多々あります。

具体的にどれくらい影響しているかを
言い表すことができませんが、
感覚的にはかなり影響は大きいです。
(定性的でほっんと申し訳ないですが)

しかし、悩ましいのは
人気順を上げたいからといって
簡単には上がらないという点です。

人気順を上げるためには、
受注、ほしいもの登録、アクセスを
できるだけ短期間に集める必要があるのですが、
すでに同じ商品をライバルが出品している場合、
新規に出品した商品ページの方が
基本的には人気順で下位になってしまいます。
(ライバルが数字を集められてなければ別ですが)

人気順で上位にあればあるほど、
受注、ほしいもの登録、アクセスは集まるので
人気順はさらに上がりますし(もしくは下がらない)、
人気順で下位にあれば受注、ほしいもの登録、
アクセスは集まりにくいので人気順も上がりづらいです。

こういった事情があるので、
もともとの商品を売り切った後に
入れ替えて出品できる商品があるのであれば、

「商品ページを取り下げてしまうぐらいなら
せっかく人気順も上がっているし
商品を変えてそのまま商品ページを使おう」

というのは普通に起こり得ることだと思います。

(というか、やるかどうかは別にして、
これくらいの発想はあってもいいと思います)

条件に制約が多いので、
そこまで頻繁には起こらないと思いますが、
なくはない話です。

で、ここからが本題なんですが、
商品を入れ替えて商品ページを流用した場合に、
なぜリサーチの精度の影響するかというと、

「人気商品を探す際に見てきた指標がアテにならない」

可能性があるからです。

具体的には、ほしいもの登録数アクセス数です。

商品ページをそのままにして
商品の中身が入れ替わった場合、
ほしいもの登録やアクセスは、

”その商品に集まっていたのか”
”入れ替え前の商品に集まっていたのか”

判断がつきません。

つまり、ほしいもの登録数とアクセス数が多いからといって
その商品を「人気商品だ」と判断してしまうと
うっかり見せかけだけの商品を掴みかねません。

 ※ 見せかけだけの商品 = 数字は集まってるけど売れない商品

一方で、販売履歴に関しては
リストの左側に画像が残るので、
画像を確認すれば問題ありません。

ということは、過去に話してきたとおり、
販売履歴をちゃんと確認していれば、
見せかけだけの商品を掴むことはないわけです。

逆に、ほしいもの登録とアクセスだけで
人気順を探していたのであれば、
見せかけだけの商品を掴んでしまう可能性は
今までよりさらに高くなってしまいます。

ということを踏まえると、今までにも増して
「販売履歴が重要」ということになりますね。

結局、今まで話してきた
内容と何ら変わりませんでした。笑

くどいようですが、人気商品をリサーチするときは
ほしいもの登録やアクセスだけ判断をせずに
「販売履歴」を必ず確認するようにして下さい。

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